miyearnさんが書き起こしている以下の書き起こしについて。
(古川耕)で、ステージ上にダンサーたちがワーッて上がっていって。RHYMESTERというよりはBボーイたち、ダンサーたちの祝祭のような光景っていうのが繰り広げられるという背景を持つ曲なので、歴史的にたいへん重要な曲だということなんですね。
(日比麻音子)質問です。なんでこれを書こうというか出そうというか……モチベーションとかきっかけってあったんですかね?
(高橋芳朗)当時のRHYMESTERのみなさんが話していたのはBボーイ、ブレイクダンサーたちのヒップホップ求道者ぶりと言いますか。そういうところに非常に感銘を受けて彼らを称えるような曲を作りたいという、そういう背景がありました。
B-BOYイズムが生まれた背景に「ブレイクダンサーたちのヒップホップ求道者ぶりに感銘を受けた」という言及がありました。さらに言うと、早稲田のダンスサークル「Waseda University Breakers」が身近な存在だったからというのもあるんじゃないかと思います。
Waseda University Breakersこと、通称「ワセブレ」はGalaxyともつながりがあったと思うからです。私の記憶が確かなら、文学部キャンパスのラウンジにワセブレとgalaxyのスペースもありまして、まさに同じ空間を共有してたのではないかなーと。ワセブレは文学部キャンパスのラウンジで練習していましたので、そういう姿を見て影響を受けたというのもあると思うのです。