録画サーバを試行錯誤しながら約1週間運用してきました。
1週間経過する中で、以下のように変更しました。
録画ファイルの保存先
当初、m2tsファイルは/recorderというディレクトリに保存していました。同じディレクトリにmp4に変換した動画ファイルも保存して、パソコンやiPhoneからアクセスするようにしていました。
しかし、ディスクのサイズを確認すると、1.5TBのディスクを使用しているのに、/recorderの保存領域が500GBとなっていました。
色々と調べてみると、minimalでのインストール時はディスクの割り当てを変更できずにデフォルトでCentOSがインストールされてしまうということがわかりました。
ディスクの割り当てを変更するのは、いったん別領域のディスクをバックアップして、アンマウントして、再びマウントしなおすような複雑な手順を踏まなければいけないようです。
ということで、m2tsファイルとmp4ファイルを以下のように分けて保存するようにしました。
- m2tsファイル:/home/chinachu/chinachu/recorded に格納。(chinachuのデフォルト)
- mp4ファイル:/recorder sambaで共有フォルダにして、パソコンやiPhoneからアクセス可能にする
NASをマウント
保存しておきたい番組のファイルはNASであるDS215jに移動するようにしています。
ほとんどの番組は1回観たら2度と観ることはありません。けど、フリースタイルダンジョン等は複数回観ることが多いので、そういう動画はNASに移動するようにしました。
パソコンにダウンロードして、NASにアップロードするという運用をすると、とても面倒です。
そこで、移動が簡単になるようにsambaのクライアントを導入し、以下のコマンドでNASの共有フォルダをマウントするようにしました。(IPアドレスはNASのアドレスです)
mount -o username=ユーザ名,password=パスワード -t cifs //192.168.1.11/media /media
移動するのはmp4ファイルです。現時点では、m2tsファイルはファイルサイズが大きく扱いにくいため、mp4に変換したら使用することは無いと考えてます。
30日以上経過したm2tsファイルを削除する
m2tsファイルは1時間番組で約7GBぐらいのファイルサイズになります。
1.5TBのディスクがあるといっても、すぐにディスクFULLになると思います。
そこで、実際は動かしていませんが、以下のcronに用意しました。30日以上過去のm2tsファイルを削除するというものです。
find /home/chinachu/chinachu/recorded *.m2ts -mtime +30 -delete
ただ、chinachuの config.jsonを参照すると、以下のようになっていてディスクがいっぱいの場合は、古いファイルを削除するというような設定になっています。
"storageLowSpaceAction": "remove",
ということなので、cronは用意したものの実際は動かさないでchinachuの動作を確認しようと考えています。