東京生まれHOUSE MUSIC育ち

悪そうな奴はだいたい友達なの?

Passion / 宇多田ヒカル


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1d1cece3.jpg宇多田ヒカルの新曲を早速聴いた。

前作の「Be My Last」も良い曲だったけど、今回も前作にも増して良い曲。
壮大な世界観をもったメロディーラインとリズムパターンが脳みそに迫ってくる。
若干、歌詞がそのスケールの大きさに追いついていないような気がするけど。
例えば、「冬に子供が産まれるそうだ」という近況報告とか、「年賀状は写真付きかな」と季節モノはアンバランスだなと思うわけで。
そんなこともあるけど、愛嬌という感じで気にはならない。
もちろん、彼女の歌声は言うことなし。

自分が想像していた以上に前作「Be My Last」は売れなかったようで、今作の「Passion」もそれほどのセールスは期待できないとは思う。
というのも、理解するのが難しいと思うから。
キャッチーなメロディーラインだったり、小粋な歌詞だったり、宇多田のダンスが上手だったり、彼女の露出が高かったり、楽曲がカラオケで歌いやすかったり、歌詞に共感を覚えたりというような、売れるような要素が全くといっていいほど入っていないと思うから。

でも、しっかり自分を表現しているような気がして、ボクはこの曲を手にした時、そして曲が耳から入ってきた時に鳥肌がたったわけです。

この曲が日本音楽にとってエポック・メイキングな曲になるかな??
想像というか、希望というか。
クラブでかかったら、気持ち良さそう。

最近日本の音楽も良い曲が多いと思う。
アジ・カンの「ブルートレイン」も彼ららしくてかっこいいし、元ちとせの「語り継ぐこと」は癒されている。