ここ2~3年アキバに出没していないので、だいぶアキバ臭は抜けてきましたが。
普通の人はチンプンカンプンで「何書いてんだよ」と思うかもしれませんが、同じくA-BOYのケム君だけは喜んでくれると思います。(すいません、固有名詞を出してしまって)
この記事は、自宅でメインに使用しているPCのメモリを増設しましたっていう話です。
久しぶりにPCの中身をいじったので、嬉しくて自己満足のために書いてます。
PCは3年ぐらい前のスペックで、256MBのメモリでWindowsXPを動かしていました。しかし、最近その動作にストレスを感じるようになってきまいた。会社のPCは1年ぐらい前のスペックなので快適に動いているので、それとつい比較して遅いと感じてしまうんです。
原因はメモリの不足だと判断していました。
昨今のアプリケーションは肥大化が進んでいて何か処理をさせようと思うとすぐにメモリを消費してしまいます。これは、メモリ増設後のタスクマネージャーのキャプチャですが、通常的にこれだけのメモリを消費してしまっています。さらにオンボードビデオなので、表示用にもこのメモリが使われているんです。なので、スワップが頻繁に発生し非常にストレスを感じていました。
これが、メインPCの蓋を開けた状態です。
「開けた状態です」って書くとメモリ取り付けのために、わざわざ蓋を開けたように思うかもしれませんが、いつも開けっ放しです。ここがA-BOYたる所以でしょう。
で、これが今回増設するメモリ。256MBの増設で合計512MBです。
気になっていたのは、メモリの規格でした。
使用しているマザーボードに対応すると記述されているのは、PC2100とPC2700のみだったんです。以前から挿入されているのは、PC2700でした。今回増設しようとしているのは、PC3200のメモリ。動作するメモリクロックが前者が333MHz、後者が400MHzと異なるので、ちゃんと動くかどうか心配だったんです。
増設前にWebで調べたところ、低いクロックにあわせて動作するものの、動かないかもしれないとのことでした。
まぁ、ダメモトの精神でやってみようかなって。
メモリのバンクは0~2まであって、増設メモリを1番に挿入して起動を試みます。
しかし、BIOSの起動まで行かず。挿し方が甘いと考えて、何度か挿すものの、やはりBIOSまでいきません。
そこで、動作クロックが速いメモリを0番に挿さなきゃいけないかもしれない、と仮定しました。
0番に挿さっている古いPC2700のメモリを新しいPC3200に挿し替えます。
そうすると、BIOSが起動しました。ちょっと光が見えました。
0番にPC3200を挿したまま、今度は1番にPC2700を挿します。
再度起動を試みると、BIOSが起動し、512MBのメモリが認識されました。
新しい規格のメモリ(今回はPC3200)を若い番号のメモリバンクに挿すことで正常起動を確認できました。
相性の問題なのか、たまたまそうなのかは分かりませんが、メモリの増設がうまくいかないという場合は参考にしてください。
これが、増設後の写真です。
わかりにくいですが、2枚のメモリが挿さってます。
メモリを増設するだけで、体感速度が全然違いますよ。
いままで、「よっこらしょ」って感じで起動していたアプリケーションが、サクっと起動します。
ホント、増設して良かった。
(参考)
PC2100=DDR266=266MHz駆動
PC2700=DDR333=333MHz駆動
PC3200=DDR400=400MHz駆動