東京生まれHOUSE MUSIC育ち

悪そうな奴はだいたい友達なの?

ループについて-ハウス・ミュージック考


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まったくの仮説で、科学的に検証したわけではないです。
ボクが"勝手"にこうだろうなーと思っていることなんで。どこかで聞きかじったこととか、何かで読んだことを元に妄想を膨らませています。

先日、「題名のない音楽会」という番組で観た「ボレロ」について、少し触れました。
ボレロは大まかに分けて2パターンの主旋律、リズムパターンを繰り返し使用して、曲を構成しています。

これ、ハウスにも通じると思いません?

ハウスも同じようなメロディーラインやリズムパターンを繰り返して曲を構成していきます。
いわゆる、ループを重ねるというやつです。

このループという手法はハウスだけではなく、ヒップホップ、テクノやトランス等様々なダンスミュージックでも利用されています。
実際はボレロもそうなんですが、単にループするだけではなく、基本となるメロディーやリズムパターンに少しずつ音を足していったりして、変化をもたせていきます。

このループ、気持ちいいと感じませんか?
人それぞれなので一概には言えませんが、ボクは「かなり気持ちいい」です。

音の繰り返しって、人を興奮させるんです。←言い切ってますが、勝手にボクが思い込んでることです。
その興奮が「気持ちよさ」につながっていくと思うんです。

ダンスミュージックとは少し毛色が違いますが、Jazzはその音楽的な特徴に転調というのがあります。
転調は人を緊張させる効果があるとか、ないとか。(どこかで聞いたことがあるんです。)

ちなみに、前述の「ボレロ」では曲中で繰り返しを多用し興奮を高めていきます。そして、最後の最後、クライマックスでいきなり転調して、緊張感を高めます。緊張感を高めて、さらにドラやシンバルなど音域の高い打楽器を打ち鳴らしてフィニッシュという流れです。

何を言いたかったんだ?
「繰り返しは人を興奮させる」というボクの仮説を言いたかった記事でした。