東京生まれHOUSE MUSIC育ち

悪そうな奴はだいたい友達なの?

本のこと(7月~9月まとめ)


スポンサードリンク

棚卸し的な読書のまとめです。

それにしても、3ヶ月ってあっという間。ちょっと前までは暑くて寝れないくらいだったのに、今は窓を開けてると寒いですからね。

参考として、過去の読書記録は以下。

ざっと数えると59冊。3ヶ月を90日と計算すると、だいたい2日に1冊のペースかな。

傾向として、「Web2.0」と名がつく本は、本屋の立ち読みを含めて片っ端から目を通していた記憶があります。こういうバズワードには踊らされてしまうボクです。また、マイブームのバレエに関する本も読むようになりました。それ以外だと、8/15の終戦記念日や9/11の同時多発テロを機に、靖国問題憲法9条関連の本にも触手を伸ばしてました。(←こうやって書くと、インテリっぽいなー(^^ )

といっても、自分に合わない本も多かったです。特に星が1つの場合は、途中で読むのをやめたり、流して見出しだけ読んで終わりというのもあります。

以下、自分の勝手な評価とあわせてご覧ください。

星5・・・強烈に面白い。超~お勧め。

●終末のフール/伊坂幸太郎

終末のフール
終末のフール

これはダントツで面白かったです。直木賞の候補にもなった「死神の精度」が死をテーマに描いていたのに対して、今作は生をテーマに描いていると感じました。「しがみついてもいいから、生きていこうよ」というメッセージがとても気持ちよかったです。

伊坂節も変わらずに炸裂。「自殺しちゃいけねぇ理由なんて、知らねーよ。ばーか」というちょっと変わったお父さんのセリフが好み。

●陽気なギャングの日常と襲撃/伊坂幸太郎

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)
陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)

これまた伊坂作品。「陽気なギャングが地球を回す 」の続編。相変わらずキャラクタが立っていて、どんどん感情移入してしまいます。前作「陽気なギャングが地球を回す 」を読んでから、本作品を読むのをお薦めします。

●温室デイズ/瀬尾 まいこ

温室デイズ
温室デイズ

「卵の緒」や「幸福の食卓」を読んで以来、著者の独特の世界観に引きずり込まれました。この作品は左の2作品とは違い、学校をテーマにした物語。読む人によって感じ方は違うと思うんですが、ボクは何かを変えようとひたむきに行動する主人公が印象的でした。

下流社会/三浦 展

下流社会 新たな階層集団の出現

ベストセラーにもなった文庫。仮説の集まりなんですが、かなり刺激的な本でした。amazonの評価を見ると批判的な評価が多いですが、ボクはとても面白く読みました。いやらしい話、自分は上流、中流下流のどの位置にいるのかというのを気にしてしまいました。3年ぐらいに出た「年収300万円時代を生き抜く経済学」と合わせて読むと、さらに面白いかもしれません。

●超ハウス・ディスク・ガイド

超ハウス・ディスク・ガイド―GROOVE presents

言うまでも無く、これは買いです(笑) 参考:「超ハウス・ディスク・ガイド」は買うべし!読むべし!

星4・・・とても面白い。

東野圭吾の最新刊「赤い指」や奥田英朗の伊良部シリーズ「町長選挙」が星4つ。いまさら感はあるんですが、ドラマ化された「1リットルの涙」も読みました。絲山 秋子の「沖で待つ」は芥川賞を受賞した作品。芥川賞って「?」な作品が多いという印象なんですが、想像していた以上に面白かったです。

星3・・・面白いんだけど、普通...かな

どうも横山秀夫は苦手なんですよね。彼の作品は今までに4冊ぐらい読みました。最後まで読ませるのはすごいし、ストーリー展開も面白いのですがどうも自分にマッチしません。

  • バレエ漬け/草刈 民代
  • 週末はバレリーナ/大人からのバレエ推進委員会
  • 震度0/横山 秀夫
  • ブログ進化論・なぜ人は日記を晒すのか/岡部 敬史
  • 霞が関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語/江上 剛
  • 憲法九条はなぜ制定されたか/古関 彰一
  • 包帯クラブ/天童 荒太
  • グーグル完全活用本/創藝舎
  • 下流脱出。―“勝ち続ける人”になるための起業法/松田 綾子
  • 通勤電車で寝てはいけない!―通勤電車と成功の不思議な法則/久恒 啓一
  • いつまでやるんだサラリーマン―団塊おやじの早期定年海外暮らし/小林 裕策
  • なんで時間がないんだ? ―やりたいことができる時間捻出法/菅野 結希
  • クローズド・ノート/雫井 脩介
  • 人は見た目が9割/竹内 一郎
  • カンニング少女/黒田 研二
  • 超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ/菊池 聡
  • 男女(オスメス)の怪/養老 孟司

続きは、星2つと星1つの作品。

星2・・・どうしようもなく暇だったら読んでもいいんじゃない?

「うちのネコが訴えられました!?」はブログの書籍化。ブログを読んでいたので、響きませんでした。

  • アディダスVSプーマ もうひとつの代理戦争/バーバラ・スミット (著), 宮本 俊夫 (翻訳)
  • あの~、それは違法行為ですけど・・・/牧野 二郎
  • 自分に「ダメ出し」をしてしまうあなたへ/和田 由里子
  • 悪魔の文章術/樋口 裕一
  • 自分の考えをまとめる技術―5つの図で整理する/奥村 隆一
  • なんで時間がないんだ? ―やりたいことができる時間捻出法/菅野 結希
  • 即戦力の磨き方/大前 研一
  • クセ者―元木大介自伝/元木 大介
  • 「だまされない人」になる心の護身術/樺 旦純
  • うちのネコが訴えられました!? -実録ネコ裁判-/山田 タロウ
  • 論理的な話し方が身につく本/西村 克己
  • 冬の砦/香納 諒一

星1・・・自分には合わない

「ザ・ゲーム」は前評判が高かったにもかかわらず、自分には合いませんでした。100ページぐらいを読んで断念。

  • ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル/ニール・ストラウス
  • がんばりすぎてしまう心理/加藤 諦三
  • 売られ続ける日本、買い漁るアメリカ―米国の対日改造プログラムと消える未来/本山 美彦
  • 男はなぜネクタイを結ぶのか/出石 尚三
  • 男子のための恋愛検定/伏見 憲明
  • 逃亡くそたわけ/絲山秋子
  • ちょいモテvs.ちょいキモ/フェルディナント・ヤマグチ (著), 渡辺 和博
  • イメージだけで「らくな体」をつくる本/さかもとはるゆき