前編からの続きです。
手順2:音を整える
作成したwavファイルを読み込みます。
読み込むと、こんな感じ。
波形が見えますよね?
前々関係ないですが、ボクは良い波形を見るだけで、ご飯3杯ぐらいいける波形フェチだったりします。
まずは、ノーマライズ。メニューのプロセスから「ノーマライズ」を選択します。
ノーマライズという作業で、音の大きさを調整します。
ピークが0dbになるようにします。
さらに、音にメリハリが欲しいと感じたら、コンプレッサーをかけるというのもありです。
コンプレッサーは個人の好みですし賛否両論あると思いますが、ダンスミュージックは多少かけた方が迫力が出ると思います。
(プレゼントのCDはノーマライズだけかけてます。)
手順3:トラック分割
ミックスされた1つの音源を曲単位に分割します。
どの部分でトラックに分けるかは、お好みです。
このあたりは個人の趣味がモロに出ると思います。
「ミックスは1つの作品だからトラック分割しない」というのも考え方としてはありだと思います。
ボクは完全に曲が切り替わった箇所で分割してます。
ダンスの練習でも使いたいし、聴く人には便利だろうと思ってトラックを分けています。
また、レッスンの代講をイメージして作るときは、使いたいポイントでトラックに分割したりします。(例えば、イントロ終わりのキックが入る箇所で分割とか)
TimmyのミックスCDを聴くと、ミックスしている最中の2つの曲が流れている箇所でトラックに分けてたりしますが、そういうのもありですよ。
具体的な手順は。
区切りたいポイントを見つけて、マーカーをつけます。(マーカーはSound Forgeの機能)
区切りのポイントでキーボードの「M」です。
そして、ひとつひとつカット&ペーストし、ファイルを保存します。
マーカー位置でファイル分割してくれればいいのですけど、そういう機能はSoundForgeには無いようです。
あ、別に面倒だったらマーカーをつけなくても、勢いでやってしまうのもアリです。
ファイル名は連番を付けると分かりやすいし、並べやすいです。
最初のトラックなら「01.wav」、2つ目のトラックなら「02.wav」といった感じで。
手順4:CDを焼く
できあがったトラック単位のファイルをCDに焼きましょう。
この手順はとても簡単だと思います。ファイルをドラッグして、CDライティングソフト「B's Recorder Gold」にドロップするだけ。
車で聴きたい場合には、CD TEXTを入力します。
ちなみに、プレゼント企画のCDはCD TEXTを入れてますので、対応しているプレイヤーだと曲のタイトルが表示されますよ。
設定のポイントは、ディスクアットワンスで、ギャップをゼロ秒にすることです。ギャップをゼロ秒にしておかないと、曲が変わるときに空白が入ってしまいますので。
あとは、焼いてしまえばOK。
ちょっとマニアックになりますが、多くの人に配るのを想定した場合はisoイメージを作成しておくと管理が楽だと思います。
手順5:ラベル印刷をする(おまけ)
プレゼント用ならラベルを印刷します。
ラベルはJust Systemのラベルマイティを使用しています。
ラベルを印刷するのはまれで、マジックでラベル面に手書きするのがほとんどです。
ってな感じで前後半に分けて書いてみました。
参考になれば嬉しいです。