東京生まれHOUSE MUSIC育ち

悪そうな奴はだいたい友達なの?

映画:ROOKIES-卒業-を観たぜっ!


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DVDを購入した友人に薦められたので、映画ROOKIES-卒業-を観ました。

ROOKIES -卒業- 通常版 [DVD]

ボクはジャンプに掲載されていた原作は好きで、読んでいました。
しかし、ドラマは観ていなくて、話題になっていることは知ってました。
(正確にいうと、ザッピングしながら、ドラマは少しだけ観たことがありますが)

そんな知識でのDVD鑑賞の感想。

感想は・・・
ネガティブな表現が多いので、続きに書きます。

期待していただけに、ガッカリ。

原作のエピソードやテイストを残しながら、演出でそれを台無しにしていると感じました。
娯楽作と割り切れば、楽しめないこともないのでしょうが。。。

合わなかった

気になったというか、ボクに合わないと感じた点を挙げます。
これは、ボクが中学時代に野球、高校時代にラグビーというスポーツを
真剣にやっていたから感じることかもしれません。

お涙頂戴の演出が過ぎる

だいたい10分に1回ぐらいでこの演出がありました。
仲間が分かり合うシーンとか、そっけない態度が実は仲間を思いやるからこそ出たものだったのがわかるとか。
そういう場面にくると、決まったテーマ音楽が流れ始めます。
そのテーマ音楽を聴くたびにlボクは「そこまでやる必要あるの?」と逆に冷めていくのでした。

特に試合のラスト。

ラスト1球を投げるのに、ピッチャーが泣いていいの?
もっともクレバーじゃなきゃいけないんじゃないのかな。

「夢」って言い過ぎる

原作が「夢」という言葉を使っているので、原作のテイストを残していると言ってしまえばそれまでです。
が、「夢、夢」言いすぎなんじゃないかな。
「夢至上主義」というか、「夢」という言葉を使えばなんでも許されると思ってるのかなと思ってしまって。

精神論

上記と関連して。
「夢」を否定するつもりはないのですが、夢を実現するための手法が精神論に偏っていると感じました。
指が折れても試合に出るって、それこそ精神論。痛くてもなんとかなるって、考えていると思うのです。
また、「考えがまだ甘いから、殴ってくれっ」て、、、。
監督に殴られて、考えが変わったり、気合が入ったりするんだったら、苦労しないですし、それこそ考えが甘いんだと思います。

声だしが下品

「しゃー」とか「オッシャー」とか「うりゃー」とか。
下品です。

自分に気合を入れるという意味があるかもしれませんが、下品だと感じるのがボクの感覚です。

ボクの経験的にですが、試合に強くない学校ほどよくこういう表現をするのです。
ラグビーでも相手チームにそういう声を出されると、引いていたものです。

良かった点

そんな中でも良かったと感じた点。

平塚役の桐谷 健太

個人的に好きだからかもしれませんが、平塚役の桐谷 健太は中でも一味違うなと思いました。

なぜ売れたのか?話題になったのか?

役者さん

今をトキメク若手の役者さんが出演しているので、話題になったんだろうなー。
みんな格好いいですもん。

でなきゃ、甲子園後のラスト30分を部員の一人ひとりの挨拶に割り当てないですよ。
映画だけだと登場人物のキャラクタを把握できてないので、ドラマを観てなきゃ、あのシーンの長さは異常だと思いますもん。

フォーマットに忠実にそった

「ゴクセン」もそうだったのですが、ヤンキーというか不良が傍からみるとどうしようもないんだけど、
実は良いやつで、仲間思いで、潜在的な能力を秘めていた。

というフォーマットにうまく当てはめていったからだと思います。

「夢」が新鮮
使い古された「夢至上主義」が今の時代に新鮮に受け止められたかな。

で、今後の続編は。
あるでしょう。
甲子園の

そんな感じで、好きな人は好きかもしれませんが、ボクはダメでした。