DockerでGrowiを導入し、家庭内wikiで情報共有

家庭内にGrowi でwiki運用

家庭での情報共有として、Growiというwikiを録画サーバ（CentOS7.4）に導入しました。

情報共有といってもそんな大したことをやるのではなくて、以下のようなことをメモっぽく書いています。

家族で遊びに行きたい場所
息子が決めたお小遣いの使い方と運用方法（お小遣い帳を書くとか）
欲しいゲームのタイトルと発売日（スマブラの発売日等）
パソコンやタブレットを使うのに守るルール

growi.org

息子もパソコンを使うので、息子のブラウザのホームページはこのwikiにしています。

インストール手順

GrowiはDockerで動くものを導入しました。実は、Dockerを使うのは初めてで、勉強も兼ねてます。

以下、その手順です。

Dockerのインストール

Dockerのインストールは以下を参照しました。

www.itzgeek.com

書いてある通り、以下のコマンドを入力します。古いバージョンのDockerは入ってないのですが、手順通りに実行しました。

# yum -y install lvm2 device-mapper device-mapper-persistent-data device-mapper-event device-mapper-libs device-mapper-event-libs
# yum  -y remove  docker-common docker container-selinux docker-selinux docker-engine
# yum -y install  wget
# wget https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo -O /etc/yum.repos.d/docker-ce.repo
# yum -y install docker-ce

インストールしてから、Dockerを起動するようにします。

# systemctl start docker
# systemctl enable docker

docker-composeのインストール

以下から、docker-composeをインストールしました。インストールしたバージョンは「1.22.0-rc1」です。

github.com

# curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/1.22.0-rc2/docker-compose-`uname -s`-`uname -m` -o /usr/local/bin/docker-compose
# chmod +x /usr/local/bin/docker-compose

Growiのインストール

githubからGrowiのインストールを行います。Dockerなので、インストールという表現は適切じゃないんでしょうね。各コンテナイメージをダウンロードして、Growiを使えるようにします。

github.com

git cloneしたdocker-compose.ymlは自分のIPアドレス通信だけを許可しているので、Readmeにあるように書き換えるのを忘れないことです。

# git clone https://github.com/weseek/growi-docker-compose.git growi

以下のコマンドで動かします。このコマンドだけで、データベースであるMongoDBや検索のElasticsearchが動きます。便利な時代になりました。

# cd growi
# docker-compose up　-d

初回起動はDockerイメージをダウンロードするので少し時間がかかります。

起動状態を確認すると、以下のようになります。

# docker-compose ps
        Name                       Command               State            Ports
-----------------------------------------------------------------------------------------
growi_app_1             /docker-entrypoint.sh dock ...   Up      127.0.0.1:3000->3000/tcp
growi_elasticsearch_1   /docker-entrypoint.sh sh - ...   Up      9200/tcp, 9300/tcp
growi_mongo_1           docker-entrypoint.sh mongod      Up      27017/tcp

Gworiにアクセス

以下のように3000番ポートにアクセスすると画面が表示されます。

http://localhost:3000

f:id:padobure:20180922135343j:plain:w350