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悪そうな奴はだいたい友達なの?

「感染が拡大する家畜伝染病”豚コレラ”~その脅威と必要な対策とは?」文字起こし。青木博史×荻上チキ2019年2月8日(金)


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色々と試したくて、再びSession22の文字起こしです。

今回は2019年2月8日(金)のメインセッション「感染が拡大する家畜伝染病”豚コレラ”~その脅威と必要な対策とは?」です。

文字起こしは、誤字・脱字が多いです。以下に音声がありますので、文字はその補助的な位置づけで。

www.tbsradio.jp

今夜のテーマはこちらです。

もう感染が拡大する家畜伝染病豚コレラ、その脅威と必要な対策とは

去年9月、国内では、およそ26年ぶりに岐阜県の養豚場で感染が確認された家畜伝染病、豚コレラ感染を確認して以降岐阜県は豚の殺処分などを行ってきましたが、封じ込めはうまくいっておらず、感染はこれまでに愛知、長野に大阪を加えた府県に拡大しています。豚コレラは豚やイノシシがかかるウイルス性の伝染病で発生率が高く、多くの場合数日のうちに死んでしまいます。

人に感染することはなく、仮に感染した豚の肉や内臓を食べても、人体には影響がないとされていますが、畜産業にとっては大きな脅威です。対応の不備が感染の拡大につながったとの指摘がある他、お隣中国では昨年8月別のウイルスによっておきるアフリカ豚コレラの感染がアジアで初めて確認され、爆発的に拡大。すでに90万頭以上が殺処分される事態となっていて、日本への上陸も懸念されています。かつて日本では、一度は撲滅されたという豚コレラ、今夜は感染の拡大が続く豚コレラについてその基礎知識を学ぶとともに、かつて撲滅した歴史などから今後必要な対策を考えます。

それでは今夜のゲストをご紹介します、岐阜県コレラ有識者会議の委員で日本獣医生命科学大学、獣医保険看護学科准教授の青木博史 さんです。よろしくお願いいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

青木さんは動物のウイルスを研究

青木さんは、普段はどういった研究をされていらっしゃるんですか?

私は基本的な動物のウイルス感染症の研究をしておりまして、中でも牛とか豚の感染症を対象に行なっています。どうして、病気が起きるのかとか、中にはあの、ずっとあの動物にかかり続ける持続感染というんですけども入ったのものもあるので、それがなぜ起きるのかというところを研究してます。

豚などのその感染症の中で豚コレラというのは、これはメジャーなものに入るんですか?

非常に重要な感染症ということで、あの日本国内だけではなくて世界的に見ても非常に致死率の高い危険な感染症ということで認知度は高いと思います。

コレラはいつ発見されたか

この豚コレラなんですけれども、そもそも病気として発見されたのいつぐらいなんでしょうか

えーとですねあの、海外となると、なかなか難しいんですけども、日本国内では1887年に北海道でアメリカから輸入された豚を起源に発生したんではないか、という報告が記録としては新聞で残ってます。そこが国内の最初という正式な記録の残ってる最初ということになると思います。

ちょっともう132年前にそうですね、その時から名前が豚コレラ

豚(トン)コレラとかあの、あれは豚(ブタ)コレラ、色々言われる方いますけども、元々その豚コレラが確認される前に豚丹毒という病気がありまして、養豚業界の中では、豚丹毒が耳に馴染んでた、というのがあって、それと合わせてブタコレラではなく、豚コレラという風な言われたと思います。

豚丹毒 - Wikipedia

最近で言えば、豚コレラではなく、豚コレラと呼び出したというわけではなくて、そうで、名前呼び方に入って、

はい、その通りです

コレラって言うと、ブタゴリラみたいだねっていう感想はよく聞いたわけですけれども、ブタゴリラ以前から豚コレラはあったわけですよねそうですね、

そのなります、はい。

これ豚以外に、動物にかかるというのは、どんな検査があるでしょうか、今回のウイルスが豚と猪の二つだけになります、なので、他のあの家畜であったりとかましと出会ったとか、そういったところへの感染は報告がされておりません。

これらのようなものというのあるんですか、鳥の?

家禽コレラというものがありますけれども、全く別の病原体であります。日本の方のコレラとかありますけども、あれは細菌感染でして、また別の全く別の病原体です。

名前が同じだけれども、全く違うものをたまたま同じ名前で呼んでいるそうですね。

コレラはどのような病気か?

コレラはどういった病気なんでしょうか、

症状からみると、色々なタイプが、実はありまして、ただそれでもあの救世のあの乳率の高いあの豚に発熱を起こしたりする非常にあの怖い病気ということでは共通してます。ただあの先ほどちょっとご案内ありましたけどもあのまあ確実に死んでしまうというタイプもあれば、ずっと感染が持続するような慢性型タイプがあったりとか、あの今回のやつも、実はそのかつて日本が経験した病気の強い病原性の強いものじゃないというのもありますので、豚コレラの現在というのは、色々なタイプ、多様性に非常に富んだ病気だという風な認識がされてます

コレラに感染すると、イノシシ破ったというのはどういった症状になるんでしょ、

はいあの一番、典型的な、その救世方というものなんですけども、まぁの実はの英語でclassical swine feverとります、なのでfeverて熱ですのでね、やっぱり、あの発熱するというのが特徴で、まあ、それとともに食欲が落ちて元気もなくなって止まりますし、その後、あの急性型ですとあの結膜炎になったりとかありは、あの立てなくなったり、立てなくなってあのみんなうずくまって固まってうずくまってですねあの、トンボの端っこでうずくまってるような様子が見れたりとか、もしくはあの下痢になったり、あるいは便秘になったり、あるいは肌の色がですね、だんだん紫になる死班といますけども、そういったところが見えたりとかっていうことにはなりますね

トンボ、大人の豚のそれぞれのことで流行ってる、その豚、イノシシ肉下る豚コレラなんですけれども、感染ルートとなど、うやって書けてるんでしょ、

コレラの感染ルートは?

基本的にはですねあの、豚と豚の接触、動物と動物の接触が中心になります。ただの猪と豚が直接接触するかというと、なかなか日本の携帯ではないので、はいあの実は、その感染したふたなりイノシシから分泌される鼻水であったりとか尿であったりとか、もしくは糞便ですね、ともに汚染されたものが間接的に別の動物に接触することで、感染が成立する。というのも、間接接触、関節伝播って言ったりしますから、そういったのもありますね。

直接接触ということで言うと、これは、例えばの性感染症とかだとその待機とか分泌物をかなり濃厚な仕方で帰るとの接触した場合と言うかなってしますが、皮膚と皮膚が触れ合ったような段階の感染するのか、その辺りはどうなんでしょうか?

その皮膚がですね、例えばおしっこに汚染されてる糞便で汚染されているということでなければ、皮膚から皮膚へ、というのがあまり考え難いと思いますよ、

ってことはえっと唾液付いた餌などを共に食べていてとか

そうですね、はい。あるいはあの、そういった餌であったりとか、餌の容器であったりとか、飼育している床あったりとか、そういったところを介してあの豚から豚、間接的にウイルスが広がっていくという流れと思います。

同じ環境下であれば、感染の仕方、っての想像がつくんですけれども、あの花でタップ立てた予算対比がついたものがたまたまだとかのところに行くってのが想像がなかなか難しいんですよ、どんなルートがあるんでしょう?

養豚ですので、あのいろいろな人が出入りしたりとか、物が出入りしますので、そういったところで、まぁ例えばあの長靴の裏であったりとかが少しずつ農場から少しずつ外に広がって行ってとか。もしくはの車の出入りとかがありますと、タイヤが万が一、汚染してしまえば、農場から外に出る恐れもあるということになると思います。

その感染ルートについて深く伺いできたいんですけど、これ去年も岐阜では、あの感染が確認されている理由最初ね、その時の感性の経路というの分かってるんでしょうか

えーとですねあの、実はその一番最初に見つかったのは、その9月に養豚場で発生が最初に確認されましたけど、国の調査チームが調べたところよると、7月か8月の段階にイノシシにおそらく入っていたんだろうと、なので、その最初に報告された養豚場はおそらくイノシシから分泌された、もしくはイノシシにから出されたウィルスが何らかの経路で豚の鼻なり口に入ったと。例えばですね、これはあくまでも、例えばなんですけども、養豚場ってやっぱりエサが多いんではいそうするとあのイノシシがその餌が郵便物になってイノシシが養豚場に入ってきたりとかってニュースもありますので。あの、そういったことで豚と猪が直接触れ合うことはないんですけども、距離が近くなるということで、間接的なあの伝播とかが成立しやすくなるということになります、

なるほどはい、その後の岐阜から今度は愛知でも感染が考えられるという流れありましたけれど、かなり距離ありますよね、

あります、

コレラはどのように感染が広がったと考えられるか

どうやって、その感染が広がったのかはいかがでしょうか、

非常にあのそこがあの今、あの国の調査チームも調べてるところだと思うんですけど、やはりイノシシが今回の愛知の端の所まで持ってったとはちょっと考えがたい。ちょっとあのお話ししたものを介してとか、人を介して、それから間接的な伝播が連続して起きたことによって、まあ市養豚場に入ったと考えざるを得ないかなと思います、なのでウイルスのバケツリレーのようなものがですね、頭のひとひとひと、あれどっかで安いがあるかもしれませんけど、はい、そうしたものによって伝わって行ったのかな、

それを考えるのが最も説明がつきやすいんではない、のかんせんのよる関節接触の連鎖が起きたんではないかなと思いますが、

これは同じウイルスたと考えていいんですか

そうですねあの現状から考えると、そういう風に同じもしくは同じウイルスに起源が同じものが今回、愛知でも起きたという風に考えるのが妥当だと思いますけども、それを確実に確認するには国の検査結果を待つのが必要かなと思います。

撲滅したはずの豚コレラ。しかし感染が確認された

労働者に悪いの女子から最初感染したということだよな、もう走らの日本では、これ撲滅されたと言われていた豚コレラ生では、そのイノシシには感染していたんでしょう、

まさにそこが非常に気になるところです。C言語のためにも重要なところだと思うんですけども、元々内地の岐阜のイノシシ、どうやって入ったかってなった時に猪でずっと撲滅された後のイノシシでウイルスが維持されたとちょっと考え難い。そうなるとやっぱり日本国外から持ち込まれたと考えるのがやっぱり可能性としては高くなってくる。残念ながら、そういった海外から違法に豚肉などが持ち込まれてしまえば、もしくは観光地なのでちょっと残飯としてそういったものが捨てられてしまったものを仮にイノシシが食べてしまえば成立はします。感染のね。そういったところが、あくまでもこれは見えないウイルスですし、なかなか過去っても確定はできないんですけども、可能性としては、そういった海外から持ち込まれたものがあの豚の口に入ったという風に考えるのが妥当と言われてますね

よくその感染ルートなどをあきらかに小分け中にして行ったり、パレスの感染元から抗体を探して行ったりとか、色んなルートするための医学の研究でエピ、あの声かけて化石調査されますよね、今回のような豚コレラはありまくりで、調査中ということですけれども、どんな仕方で調査が進められてるんでしょうか、

まずはですね、発生したときはその発生した農場にどこかしら、その衛生的な対策に何か抜け道がなかったんじゃないかと、例えば先ほどはのの質が入ってこないようにするためにあのあの策を使ったりとか、あれはちゃんと消毒薬がちゃんと使われているかどうかとか、あれば、農場の中に人が入る時に、ちゃんと着替えて入ってるか、長靴がちゃんときれいにされてるかそれとところのあの調査がまず行われる

あともう一つは、その発生以外ではイノシシ、イノシシなんかもそうですけれども、どうやって流行が広がってるかってなると、捕まえたイノシシを検査してウイルスが入るかどうか、もしくはおっしゃるように抗体があるかどうかっていうの実験室内で検査して、それをあの全体をですね、時間的に並べてみて、流行がどう動いているかの過去を理由紅白したりとか、これからの流行するかっつの予測するとの実際行っていますね、

時間順に、例えば地図にポイントで、ある段階、ここで発生してきたけれども、それがこういったふうにをたてる東へ流れてるみたいなこと分かると、どうしてそれで流れたのか、分析する人は一本であの大きな感染が確認された、昨夜の岐阜のようなケース販売、内科類似の報告がなかったらどうかみたいなヒントが、もしかしたら見えてきたら、そこに至るまでの経緯も断片的にわかるかもかもしれないわけですね。現在のあの国の調査ではどこまでわかっていて、どういうとこが課題なんでしょうか

そうですねあのー色々課題はあると思うんですけれどもあの農家さんにとってみれば、農場の衛生対策はしっかりやられてるとおっしゃってる。実際に神経を使って毎日やられてると思うんですけど、それと中でも感染が起きてしまうというところなので、我々が想像つかないようなもしルートがあるんであれば、過去のその農場の発生をしっかり分析するというとこが必要になってくる。もう一つ今回の特徴としては、なかなか見えない感染が実はありまして、豚に感染しても、あまり症状が見えてこないケースがある。

そうすると、感染、発症してない。

そうなんです、そうすると、知らないうちに、あのウィルスがあの体の中でくれて外に放出されて広がってくるという風なことがありますので、いち早く見つけ大事なんですけども見つけにくいというところも今回の広がってることを理解するために重要なポイントとはなってますね。

どの建物往生、もうはいと今の規定の対策をしているのであれば、他の農場と比べて他の農場とはさらに別の対策をしていたから感染しないけれども、そこは規定のものは持ってるけども、何かがあったのだとすれば、そこには注意しなくていけないらの知見が得られるそうだから。

はい、なのであの実際に発生した農場で何が起きたのかというのはしっかりですね、検証してあの、やはりしっかりやってると言っても、その辺がしっかり出来たかどうか、というのをチェックする体制も今後、必要になってきてるとは言われてます。

コレラに感染しているかのチェック方法

コレラの感染なんですけれど、感染してるかどうかのチェックというのは、どういう風に来なってるんでしょうか

感染してるかどうかを確実に確認するためには、まあ、例えば調子が悪くなった豚であったりとか、あるいはそのランダムに選んだ豚の血液であったりとか、体の一部分を取ってきて、そこからウイルスの遺伝子が検出できないかどうかという遺伝子増幅法というのがありますので、ウイルスの存在を確認するということと、先ほどおっしゃってたように抗体というものが検索できますので、血液を取ってきたものからその抗体を検出するための検査キットというのがありますので、そういったのを使って抗体、抗体に関しては、あの現在、もしくは過去に感染してたっていう履歴になりますので、やはりその感染を説明するには先ほど言ったウイルスの遺伝子を検出するという方の方がより説得力の高い結果が得られる、ということになると思います。

この豚コレラの、感染拡大が問題となっている現在はそうした様々なチェックは、各地で行われているんでしょうか?

少なくとも岐阜に関しては、あのイノシシについてもは何を使ってつかまえて検査したりとか、あの農場に関しては、やはりその異常があったかもしれないという通報があれば豚コレラ、これは疑って検査を行われています、

検査を行いに行くのは、どの行政なんですか?

岐阜県の獣医さんがいらっしゃいますので、そういった方々が実際にあの実験室内検査を行っておりますね

役所などに、例えば通報があっていく参加とか、いろんなとこにすごかった時にソース専門機関に連絡が入ってんじゃ調整してくださいと言うなそうですね

具体的な家畜保健所というのがございまして、その人間の保健所の動物版じゃないですけど、通報がいってですねあの、そこから専門家が現地に行って状況を見て、必要に応じてサンプルを取って持ち帰って検査するっていう

そういった人手っていうのは今、足りてるんですか?、

全国的にあの足りてるかといえば、やっぱり足りてはいないと思います。プラス今回のようにに大きな発生があった場合は、なおさら人が必要になってきてますので、まあ限られた人数の中で、日々の検査されてる、あの岐阜県の方々、県の方々、本当にご苦労されてるんじゃないかなと思いますね、

はい、そうした課題は何がありますになってるします、ニュースが発生した時はこの現場というのは、もう大変な作業に従事されているんですよね。あの、これ、今回の豚コレラの感染が広がるということがあると、そのどういった影響だけど、畜産であるとか、人体が感染しないということですから、衛生関係はどんな影響があるとかとか、他の動物はどうなのか、影響についてはいかがでしょうか。

コレラ発生の影響

そうですねまず一つは、養豚という業界で豚の生産のところですね、そこのやっぱり大きな打撃が与えられると思いますね、はい、その発生した農場に関しては、現在の方法ですと、その農場を全ての豚を処分するという方法を使ってますので、いわゆる摘発・淘汰というものなんですけども、そういったのが繰り返されれば、豚の生産性に影響を及ぼしますので現在では、日本国全体の生産からすると、まだあのそのウエイトはあの高くはないんですけれども、これが続いて地域が広がっていけば、豚の生産というところに影響しますし、それが場合によっては価格に影響するというのもあると思います

鳥インフルエンザとか口蹄疫とか、色々問題となった時の殺処分 その時には莫大なコストかかってしまい、様々な農家の経営にも影響したということがありますよ、

はいそうですね

あれが養豚所でもおきるというそうですね

日本はですね、今まで豚コレラの無い正常国でしたけど、国豚肉は病気を持ってない安全な豚肉だということがありますので、海外への輸出であったりとか、あるいは海外からの豚肉の輸入に関しても、豚コレラがないというところは、経済的にも非常に効果があったわけですけども、今それがちょっとあの発生してしまったので、このまま続いてしまうと、輸入であったりとか、輸出にに伴う経済的な影響というのはちょっと危惧されるとこだと思いますね、

感染は災害に近いところもあると思いが入った保証や、あれ保険手当などはどうなんでしょうか

あの、その辺は国の方もですね、殺処分に伴うとの金銭的な保証とかは行なっておりますので、それプラス、やっぱ重要なのは殺処分が終わって一度ブタがいなくなったとに再び再開できるかどうかというものですね。その辺も含めて、あのその辺は保証が行われると思います。

感染へのリスク対策

養豚場などは例えばそうしたら感染症が起きるリスクに対して保険に入ったりというのはあるんでしょうか、

ありますあのーえーとですね、かつてはの豚、これは撲滅事業というのがあった時は互助会制度というのがございましたので、そういったところが、あの維持されていれば、お互いに助け合う、そんな保証というのはあったと思います。

コレラはかつて撲滅されたということですけれども、もうあの1187年に豚コレラ、日本の観測されたということですが、その後、歴史の中では何度も猛威を振るったりしたんでしょうか

えーとですね、はい、その繰り返し大きな発生もありまして、例えば1940年ぐらいだと思うんですけども、発生頭数で3万5000頭、砂処分じゃなくて反応するね、3万5000頭の報告があったり、と後1960年代後半にも2万5000円との大きな長谷合体とか、それまで行かなくても、繰り返しは有効というのは、あの確認はされておりましたね、

ワクチンが撲滅に有効だった

お金をその対策もしたい、またの普段から起きないようにという対策もしたと思いますが、ここに対策の方法というものが確立されたのは、どこにどの時代だと言えるんでしょうか

色々な対策もいろんなことを試行錯誤してのことだと思うんですが、まああの日本が入っときでも、その撲滅された理由の一つには、やはりワクチンの開発がありませんで、あの非常に優秀なメイドインジャパンのワクチンが開発されたもんでして、、それが1969年にあの日本で実際に使われるようになりまして、そこからやっぱり剥製が激減した。ワクチンの使用と合わせてあの非常に迅速な検査開発されましたので、もし疑わしきものがあれば、速やかに検査をしてもし豚コレラとわかれば、より早い対策ができるという風な流れができましたので、ワクチンと検査両方の方から1970年代からですね、そういったことの実際に導入によって、あの病気が減ってたってことですね、

予防と早期対応の両面ですね。その結果、90年代には、まあの観測されなくなったそうです、ということなんで帰るのも、この撲滅がもう達成されたという、その駄目押しの背景というのは何か国が揺れ力を入れたということがあるのか、じわじわと効いていたことなのかどうなんでしょうか

実際にあの最後の発生というのが1992年での発生があるんですけども、まあ、それが本当に最後になってますが、もうその段階でワクチンがあったりとか先ほど言った診断とかが十分に回りまして、その段階で日本国は豚コレラ撲滅できるんじゃないかっていうも意見が飛んで出てたんですね、96年に撲滅事業が始まったんです、実はその事業が始まった時点でもだいぶ豚コレラ自体は、国内縫製がなかったんですね。ただ、やっぱりあの環境中に潜んでるかもしれない、ということで、まず最初にあの豚のワクチン接種率をあげましょう、それであのあのウイルスが感染する隙をなくしましょうというのをし続けて、その後、一気にワクチン接種を止めるという方法とって、まあ、それで2006年に正常化達成ということになったんだけど、

そのワクチン接種を止めたということがは拙速だったというようなことはこれは足らないわけですか? もう一度ワクチン接種止めた2006年のやめた理由でさえこれだ例えばます、今、振り返ると問題だったということで

ありませんね、

科学的に検証しても野暮区別が解消されたわけですから、コストを比べても、もうミッションは達成した考えても合理的だった

はい

それでいますの新しいその間、戦国ているそれはもう国外から北からもしかして見逃していたものがあったのかわからないけれども、でも少なくとも十数年間はこの豚コレラ拡大でものは一切起きていなかったということになるわけですね、

はい。

狂犬病は撲滅した感染症のケース

こういったような仕方でその具体的な家畜などを含めたその感染症、動物感染症が抑えたケースというのは、豚コレラ以外にもあるものですかそうですね

あのー一番有名なのは狂犬病じゃないかなと思うくらいであれば、まあ、ワクチン犬にしっかりワクチンを打ちましょうということは法律で決まってます。もう一つ、やっぱりその飼い主が不明な犬を放浪させないという対策を取りましたので、そういった中であの日本もあの曲燃料がなくなっても60年超えてると思うんですけども、その辺はほんのやはり、あの素晴らしい技術と言いますか、対策だったんではないかなと思います。

対策が功を奏してるところも他にもあると、一方、よその豚コレラあの、これ僕、仕事なくなってるということ人間であれば、7つももうないだろうと思っていたから、集団免疫力、みんなでもワクチン対策しなくなるということなのであるいみでは武装解除して無防備な状態に入ってるとも言えるわけですよね、

その通りでございます

感染のリスクは厳しいとも言えるわけですか

そうですね感染しやすい。あのあのまさにおっしゃる通りで免疫のない動物がいる状況ですので、まぁそこにウイルスが侵入すれば、当然、病気が起こりやすくなるし、広がりやすくなるというのはあると思います。

その日本は、そうやって言ったん、僕もできたその間、海外はどうだったんでしょうか、

今回の岐阜での発見されたウイルスが、遺伝子のレベルで見ますと中国とかモンゴルで流行しているものとほぼ同じものなんですね。

はい、

今海外に目を向けても、これアの執念ですねあの、アジア地域での羽島、インドの可能性もありますし、ヨーロッパの方でもやっぱ繰り返し発生を受けていますのでは世界的に見ても、まだあの豚コレラでまいろいろ影響を受けている国というのはあると思います。

特にそのアジア地域のものがもしかしたらなんかの経路で日本に入ってきたということは十分シナリオとしてはあると思います。

コレラを撲滅しようとするには

これは天然痘みたいに、本当に撲滅しようってなったら、全世界から対応していくことが腫れなるわけですよね、日本で一時的なもん成功したのであれば世界同時に対策を行うということは、これ必要のようにも思いますけれども、これの現実性はどうなんでしょう

そうですねあのまずは豚という産業動物に対するその社会の中での位置づけというあると思いますし、あと今回も問題になっているイノシシ、野生動物の存在というところもあり、その辺を国それぞれの国が同じレベルで対策をするというところには、国の経済的なものであったりとか、あの宗教的なものであったりとか、そういったものの考えから足並み揃えると言うにはかなりエネルギーが必要かなと思います。

またの例えばその規模ですよね、どれだけのイノシシがいるのか、把握できるのか、といったようなことは、これによって事情が違うわけですよねあの、

本当にあの感染を広げないためには、やばいソノイノシシの数が減るというのは、あの感染を広げな点でいいことなんですけれども、ただ、それを実際に行うのも難しいですし、どれぐらいいるのかを把握するのも非常に難しいことなので、その辺は、あの教科書的なことと実際というところで、ちょっと乖離があるかアナとは思いますね

一方で、その例えば特にまあ、畜産の養豚の部分ではかなりしつこくになって言うな、国に対して例えば対策と今の強化するということすると、世界的なリスクをそれなりに下げられるのはないかという観点から集中的な支援というのについてとでしょうか

そうですねあのー日本は比較的あの海外に対し、いろいろな支援をされてる国だと思うんですけども、まぁこれまで日本のその様等に対する日本の衛生に対する技術もアジア地域タイであったりとかまメキシコであったりとかみんなのに実際、豚コレラのあの技術を、あの移転したという風なことを行ってきていましたので、まあ、それを再びですねあのー実行する今、その機会なのかどうかというところは、今後はあの検討してもいいかなと思いますが、今、まずは日本国内の発生を止めるというところがいいのは猫ですね、

日本以外に豚コレラ撲滅に成功した国

他の日本以外に豚コレラ撲滅に成功した国とのあるでしょうか

あのー、それはいくつかありましてあの、アメリカは今も発生がございません先ほど言ったようなのアメリカから来た豚が日本に来たら、という話ししましたけど、今は、そのアメリカでの発生はございませんし、デンマークとかのヨーロッパの方でも撲滅を達成した国というのはありますね、はい、

ヨーロッパ圏とか、あれアメリカみたいにかなり広くそして、他の国との国境も有る、国でも抑制できてるわけそうねね、

ヨーロッパに関しては、その発生と撲滅を繰り返してるゲームありますので、その大陸が続いてるという国はやっぱり、そのまた日本と磁場の違う対策と言うか、エネルギーを相当使われてれてるんじゃないかなと思いますね、

手配書、水際作戦や、あれ、むしろ自然との接触、早く畜産地区尼ない理由大人の対応などですけど、地続きのヨーロッパなどで、日本ではない対策でな例えば、どんなものになるんでしょうか

その国をまたいでの移動ですね。それは最初にお話になりました人の移動であったりとか、物の移動ですね。そこの部分でウイルスが一緒に持ち込まれる恐れがあるということ、後は、やはりイノシシが国境を越えていの石獅子には国境ないので、そうですねはい、ああ、そういったところでの対策というところは、やっぱり日本と事情が違うことをやられてんじゃないかなと思いますね、

そう役はの隣国なことだね、少なくとも経済動物に対してまとも野生動物に対しては、しっかりと協定を結んで、同じドクトルに対処していきましょう、というのものはなければ、入ること難しいですよ、

はい、ヨーロッパは、その辺のまあ、あの共同体ということで来たところはの隣国同士の対策を同じ足並みをそろえてというのは、これまでも行ってきてるんじゃないかなと思います。

ではお知らせなど、今中国で拡大しているアフリカ豚コレラ、これは一体どういったものなのか、伺っていきたいと思います。

アフリカ豚コレラ

TBSラジオをキーステーションに生放送でお送りしている荻上チキ SESSION 22、今夜のメインセッションは、感染が拡大する家畜伝染病豚コレラ、その脅威と必要な対策とは、というテーマでスタジオには日本獣医生命科学大学准教授の青木博史さんをお迎えしております介しておりますよろしくお願いいたします、

今豚コレラの感染というのが話題になってますけれども、そちらの海外特に中国でアフリカ豚コレラというのが話題になってる。過去の日本のいま話題になってる豚コレラアフリカ豚コレラ別の病気ですか?

全く別ですかのウイルスも種類が全く違います。これは名前が非常に似ておりますけれども、違うものとして考えられるとかと解釈していただいた方がよろしいかと思いますね

どれぐらい違うものですか、例えばインフルエンザ何型は何型ぐらいの同じものなのか。

ウイルス学的にも、全くそのあの持っている遺伝子がですね、アフリカ豚コレラは言わゆる DNA というものであって、豚コレラ雨ですね RNA とかっても成分そのものが全く違いますね。

名前はたまたま似てるけれども、持って積んだと考えましょうそうですね名前も開けてくれたらいいのに出かけることで、

かなり古典的なというふうなあの子意味合いが、やっぱりそのまま名前に入ってますけども、アフリカ豚コレラは、そのアフリカでの、特有の感染症ということでは背景ま歴史も違ってくると思います、

このアフリカとの海外で話題になっているこの病気はどういった病気なんですか

えーとですねあの、これもその豚コレラと同様に急性の感染症でしてはいろんなの、症状からいろんな病気の形があるんですけども、それでもやっぱり熱盛の将来的には死んでしまうような非常に重篤な症状を示す病気には変わりないですね。プラス症状もですね、メール、非常に豚コレラと似ていると言われて、症状だけでは、アフリカ豚コレラと豚コレラを見分けることは難しいと言われるぐらいなのでは、の名前も似てるし、症状も似てるって、事で、ちょっとあの確かに混乱してしまうかもしれないですけど、全く別物ではありますね

アフリカ豚コレラが発見されて時期

アフリカ豚コレラの発見とは何時頃だったんでしょうか

私もあの記憶が定かでないんですけれども、それでもといっかいはですねあの、ちょっと質問と違うかもしれないですが約2000年ぐらいに一回だいぶ世界的にもなくなってきた病気だったんで、イタリアのあの島ぐらいしか発生なかったんですがあの2007年ぐらいからヨーロッパの方からいきなりまた発生して、そこがどんどん東に流れて今、アジアの方まで来てると言われているものですね。そして今中国で使えそうですね、ところで後に発見されたこのアフリカ豚コレラあじさい症状も似ているということですけれども、いま世界でどの程度の猛威を振るっているんでしょうか

多分とヨーロッパからロシア、中国、モンゴル、ほぼ全域にわたっているので、かなりの猛威を振るってると考えた方がいいかな。しかも致死率が高いのであの養豚業界にとっては本当にあの切羽詰まった状況にも落ちいるかもしれないです。

そのアフリカ豚コレラもう取れないから、場合によって日本に来ることもあるわけですよ

はい。今回の岐阜の件は非常に残念なあれですけれども、と同じように、その豚肉の中にアフリカ豚コレラも生き残る性質を持ってますので、またそういった輸入とかですね。加工肉とか、しっかり熱の通ってないようなものが万が一にも入ってきてしまえば、当然日本に入ってくる恐れがあると思います。

日本の水際で止めているアフリカ豚コレラ

これはちょっと怖いなと思いニュースはですね、これは今年の2月に入って2月6日、中国から関西国際空港に到着をした旅行客があのお土産なのかなあの、豚肉のソーセージを持っていた、とそのソーセージからアフリカ豚コレラの陽性反応があったということで、これ音声反応があった後、調べたら、実際にウイルスはあったんですか

感染性のある感染力のあるウイルスはあの多分検査されてないと思うんですけど、遺伝子があるということは、そこにウイルスがいた、という風なことになりますので、そういった意味ではあ、死んでようが、そこのウイルスが入ってきているという風に入ってくる恐れがあるとは考えた方がいいですね、あロードが見方を変えれば、水際で止められてるということでもあると思いません、

ソーセージから感染するということはどうなるか

コレラアフリカ豚コレラもしっかり加熱されていればあの感染力はなくなるんですけども、加熱不十分であったりとか、あるいはあの半生であったりとか、たといえば、生ハムとか燻製肉とかですと生き残る恐れがあるんですね。そういったものが万が一に入ってきてしまえばあの、生きたウイルスが感染力のあるウイルスが来る可能性もゼロではないということだと思います。

人が食べてもそのままウイルスに感染するわけではないいないが、何かしらの仕方で

そうですね

そもそもあの半生の状態の豚は他の危険のリスクがそうですね。これ、どうして今中国でアフリカ豚コレラが拡大してるんでしょうか?

やはりその中国にとっては、あの豚肉の生産て非常にあの歌の消費量も多いですし、畜産業利伸た非常に重要な作業なんですね、プラスあの中国国内で瞼の移動、ぶたが歩いてくんじゃなくて、人が色々こぶたを運んで流通させてますので、そういった中でまあ広がっていたという風に考えるかなと思います。

中国の検疫体制であるとか、その衛生対策はまだまだ課題があると見ていいでしょうか

そうですねあのま中国もあの、どの経済成長進んでいる技術力も高くなっている国ですので、それなりの技術導入は図られてると思うんですけども、やはりあの非常に大きな国です、その地域的には、もしかしたら不十分なところ、もしくは日本に入ってくる恐れがあるのと同じように、中国でもあの見えないところで違法に入ってくる可能性とかもあるんではないかなと思います。しかも先程お話で叩い陸続きてもあり、またまあ、なかなか制御するのは難しいかなと思います。

地域格差そうですね近くだというのもありますからね、と、今後の対策ということで、こんなメールが来ております

コレラのワクチンを使わない理由

明子さんからのメールです「豚コレラのワクチンを使うと輸出ができなくなると、新聞で読んだんですが、どういう理由でしょうか。」

使えばいいじゃないかと言わないそんな日も一緒するわけですけれども、そう一筋なんだけど行かない?

あのワクチンを使うという風な、使った方がいいんじゃないかという意見がたくさん出てるのも、当然、あの業界も国も把握しております。一方で、その理由買った場合は、ですね、体の中に交代というものができるんですけれども、ワクチンによってできる抗体とあの言わないで、流行しているウイルスによる抗体って識別ができないんです。抗体を持っている豚というのが、あの揺れる病気を起こしてる野外のウイルスによるものなのか、ワクチンなのか、わかんなくなってしまうと、日本人もいないですよっていうのが非常に難しくなる。そうすると海外からしてみると、ワクチン打ってるから、その中で見えなくなってるだけで、まだや野外にウイルスいるんじゃないかという風には捕らえられてしまう。ワクチンは感染は症状は押さえるんですけども、あの感染を確実に停めてるかと言うと、まぁ、いろんなその条件が整わない、あの整ってない場合だと症状が出てないだけで感染してるという風な例もありますので、そういった意味でも、ワクチンを使うと、野外で流行種類いないというのを証明するのが非常に難しくなるので長い時間、そういった対策を続けなきゃいけない。やっぱり、経済的だったりとか、国際的なステータスがあったりとかがやっぱ影響を及ぼして、

売れなくなるから、ワクチン打たないんだ、ということだけではなくて、そもそもあの実際の家畜の状況がどうなのかということを検証する手段も、ちょっと失ってしまうことになるのですね、現在のような本当に大規模で感染も来てるわけではないという段階だとスポットで色々対策をしていくという方法なら、まだ合理的だということそうですね

やはりその豚における感染が求められない、という風な状況とかですねた時に、やはり一つの有力な方法としてはま口を考えるべきだと思うんですけども、まあそれを立てばワクチン使ったから、安全だではなくて、衛生対策、日頃のですね、消毒であったりとか農場の衛生対策をしっかりやるということは変わりないので、現段階でまずそこでまだ豚での発生は抑えられるんではないかな、というふうなのはありますから、ぜひ、そこを力を入れてということですね。ただそれで出来ないのが猪ということだと思います

やっぱり、その病気は、希望によってどうするのか、あなたたちの病気も全員がウイルスのためのワクチンを打ったほうがいいものと、、だから皆が写って、確かにあの対策としたかもしれないけども、コストと見合わないよね、色々あるわけですよね、それで誰でも同じになると考えて、

その学習ってば、農家さんへの負担は増えますし、今回のような流行を止めるということであれば、国があの確保をしているワクチンを使うことになると思うんですけど、もう一度使ってしまえば、そのまま引き続きずっと使うというとこになると農家さんの負担は増えてくるかなと思います

コレラについて気を付ける態度

それと背中らま肉の花が降るとかはら産業競争であるとか、あるいはその対策を持続できるのかどうか、この豚コレラについて私たちが気をつけなくてはいけない態度やニュースなどいかがでしょうか

関係者の方がやはりかなり神経を使っているの対策になり、あの活動されてると思うんですけども、一般の型といえば形であればあのーま、これは私が思うところなんですけども、あの人に感染しないということで、じゃあ、安心だではないと思うんです。やはり日本の中で発生していてあの人の生活を支えている産業に大打撃をこすることになってると、やはりそういったの一般の方も、そういう認識をしていただいて、海外からの持ち込みがないようにとか、あるいは海外のお友達ですねあー、そういったことを伝えて空いたソーセージとか持ち込まないでじゃないですけども、あの社会全体の意識レベルを上げるというところにも、ぜひ、ご協力いただきたいなと思いますね、

これは持ち込まないでください言われているものは背景があって言われてるわけで、小さなところからできることと悪いニュースを見る時にもなるほどじゃあさっ処分して農家、何やってんだとか、あるいはその全部、ワクチンを打てばいいんじゃないから、そうではなくてサイズに見よった反応をどうすればいいのかということも学んで対応することが必要になりそうね。

今夜は日本獣医生命科学大学准教授の青木博史さんとお送りしました。ありがとうございました。

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青木博史

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