所有しているレコードを処分しようと、地道にデジタル化しています。
167枚のレコードをデジタル化し、作業にあたっての考え方やコツというかノウハウを会得したので、以下に書きます。今の時点の考えとかノウハウなので、変わったらまた書きます。
音質に拘り過ぎない
音質に拘り過ぎないのが大事だと感じています。
音質を追及すればできるとは思います。例えば、針を良いものに交換する、レコード盤をしっかりクリーニングする、PHONOアンプを良いものに変更する等をやり始めると予算が必要になってきます。
また、「もう少し良い音で録音しよう」なんて考えていると、デジタル化なんてできません。なので、音質はある程度のところで割り切ることが大事だと考えています。
ただ、その代わり録音フォーマットは可能な限り最も良い設定にしてます。96khz、24bitでの録音フォーマットとしています。
全ての曲はデジタル化しない
レコードはA面、B面あって、複数の曲が収録されています。
しかし、全ての曲はデジタル化しません。特に12インチはすべてのバージョンが自分の趣味に合致するわけではないので、趣味に合致した曲だけをデジタル化しています。
ある程度割り切ってデジタル化しないと、キリがないですし、これまで聴いてない曲はこれからも聴かないと思いますので。
録音レベルを適正にする
録音レベルは適正にすることが重要だと思います。今のところ、これが最も重要なことだと考えています。
録音レベルが高すぎると音が割れます。また、低すぎると迫力のある音になりません。
なので、この録音レベルの調整は気を使ってやっています。
付属のスマートレコーダーというソフトは自動で録音レベルを調整してくれるので、最も録音レベルの高そうな場所を探してソフトウエアで録音レベルを調整するようにしています。
針飛びしていないかはチェックする
針飛びしていないかはチェックするようにしています。
知らないうちに埃がレコード盤にのっていて、それをひっかけて針が飛ぶというのがありました。こういうのをチェックアウトするのに、通勤電車の中でデジタル化した音源を確認するようにしています。
編集はしない
再生ボタンを押して、曲をすぐに鳴らすようにしたいというような欲求で針を落としてから音が鳴るまでの時間をカットしたりしたくなります。
また、レコード特有のプチプチのノイズを除去したくなります。
ですが、これをやっているといつまでたっても先に進まないので、このような編集はデジタル化してから実施しようと考え、録ったままのデータにしています。