東京生まれHOUSE MUSIC育ち

悪そうな奴はだいたい友達なの?

妻が脳梗塞で入院した


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妻が脳梗塞で入院し、この記事を書いている今も入院しています。

入院して1週間が経過し、病室もナースステーションから遠ざかった場所に変更となったので、ひと山超えた感があります。

脳梗塞って、あまり体験談的なのが無かったので、日記的に記録します。

発症

その症状が出たのは、2019年10月10日1:00頃です

寝ていたら、妻に起こされました。

お風呂に入っていていたら、急に調子がおかしくなったとのこと。

症状は以下。

  • 右半身が痺れる
  • 右目の視野が狭い
  • フラフラして、まともに歩けない

これはヤバいと思い、救急車を呼びました。

救急車は5分ぐらいで到着。

救急隊員が3人家に入ってきました。靴のままで部屋に入るのですが、床が汚れないような養生靴下みたいなのを履くことに感心してました。

妻はフラフラしていてまともに歩けないので、簡単な担架のようなもので救急車まで運ばれました。

息子が寝ていたので、無理やり起こしました。簡単に状況を説明して、息子には留守番しているように伝えます。見知らぬ救急隊員の姿にビビりながらも、息子は留守番していることを承諾します。

私は財布と電話を持って救急車に乗り込みます。

救急車で運ばれたのは、家から車で10分ぐらいの救急病院でした。

救急での検査

病院についてからは検査です。

検査はMRIでした。MRIには同意書が必要なので、同意書にサインします。処置室に入れない私はロビーで待たされました。この待ち時間の長いこと。

救急の方が病院への連絡の際に「脳卒中の疑い」と言っていたので、待っている間、私はスマホで脳卒中について調べまくってました。

そして、処置室に呼ばれて検査の結果を聞きます。

先生曰く、MRIの検査結果からは異常な箇所は見られないということでした。

まだ若いから可能性としては低いけど、脳梗塞の疑いもある。発症してすぐはまれにMRIに映らなこともあるとのことでした。

ということで、そのままタクシーを呼んで帰宅しました。(深夜でタクシーが呼べなかったので、病院の受付の人にタクシーを呼んでもらいました。)

ちなみに、この時の医療費は15000円でした。現金でそこまでの金額を持っていなくて、カードで払いたかったのですが、カードでの支払いはNGでした。そこで、後で持ってくるという誓約書を書いて、お金は後日持参することにしました。

帰宅したら4:00ぐらいでした。

とりあえず、寝ようということで、妻と私は布団に横になりました。

夜が明けても症状は変わらず。むしろひどくなる

夜が明けて、朝になっても症状はおさまりません。

どちらかというと、症状がひどくなっていました。

ひどくなっていると思ったの、右目です。右目が斜めを向いているのです。その目には息子も怖がっていたぐらいです。

妻の症状が治まっていたら、出社しようと思っていましたが、起きて妻の顔を見て休むことにしました。会社に休みの連絡を入れます。妻の勤務先にも私から事情を説明しました。(その方が緊急度が伝わると思ったので)

また、息子は勉強をしっかりやってもらいたいので、学校に送り出しました。

近くの脳外科を探して、別の病院に行ってみることにしました。(救急で対応してくれた先生がぶっきらぼうな物言いで怖かったと妻が言ってたので)

9:00に開く脳神経外科があったので、そこに向かいました。そこでもMRI検査を行いました。しかし、ここでも異常は見られなかったです。

「眼振とか出てるから、脳になんらかの原因があるんだろう。しかし、MRIには何もうつってない。原因がわからないです。」とのこと。

救急で診てもらった病院に行った方が良いとアドバイスをもらったので、救急で診てもらった病院に向かいました。

救急と同じ病院での検査

10:30ぐらいだったと思います。

救急と同じ病院に着きました。

受付の人に事情を話して、脳外科を受信することに。ちょうど、当直の先生が引き続き外来を担当しているということで、同じ先生に診てもらうことになりました。

受付の人も慣れているのでしょう。妻がまともに歩けないのをみると、車椅子をすぐに貸してくれました。こういう配慮がとてもうれしかったです。

夜と同様にMRI検査しました。

で、結果はというと、脳梗塞でした。正確な病名は「脳幹梗塞」です。

脳幹という、神経が集中している部位に梗塞がみられるというものです。

救急で運ばれた夜のMRI画像と再受診した昼のMRI画像を比較すると、明らかに脳幹部分が白くなっているのがわかりました。素人の私でもわかるぐらい明確でした。

緊急入院

緊急で入院することとなりました。

手術はできないとのことで、血液をサラサラにする薬を投与していくという治療法をとると説明を受けました。最初は点滴をメインにして、後半は飲み薬を使用した治療に変わっていくと説明を受けました。

最低1週間の入院が必要で、だいたい2週間の入院が一般的と説明を受けました。退院後にリハビリになるとのこと。

後遺症は今は何とも言えない。様子を見てリハビリするしかないとのことでした。

この時点でお昼の12:00ぐらいです。

病棟に案内されて、妻の点滴による治療がすぐに開始されました。

点滴を受けている間、私は入院に必要な書類を書いてました。

入院費のデポジット5万円が無かった

入院のデポジットとして現金5万円が必要でした。

まさか入院するとは思っていなかったので、そんな現金を持っていなかったのです。救急で治療を受けた時と同様にカードでの支払いもNGでした。

ということで、急いでコンビニで現金をおろして、手続きを行いました。

印鑑も必要だったのですが、これは今すぐ必要ないとのことだったので、後日持参することにしました。

パジャマ等はデイリーサービスを活用

入院にはデイリーサービスというのがありました。

700円/1日ぐらいで、パジャマ、タオル、歯磨きなどの日曜用品をレンタルできるというサービスです。

緊急入院でしたし、改めて揃えるのも手間だったので、これを活用することにしました。

関係各所に連絡

入院が決まって、関係各所に連絡しました。連絡したのは以下です。

  • 妻の母(義理の母)
  • 私の父
  • 私の勤務先
  • 妻の勤務先

私の勤務先には、3日ぐらい休ませて欲しいと伝えました。2日ぐらい休めば大丈夫だろうと思いましたが、何かあった時のバッファが欲しいと思ったので、3日の休みを申請しました。忙しいのにも関わらず、家族のそばにいなさいと言ってくれるのはありがたかったです。

妻の勤務先へは、妻のスマホの解除パスワードを聞いて、私から連絡しました。(妻は点滴の治療中だったから)妻の勤務先には、緊急で入院したこと、10月いっぱいは行けそうもないこと、電話できるようになったら妻から連絡させることを伝えて、了承をもらいました。

両親には感謝

義母も私の両親もすぐに駆け付けてくれました。感謝です。

ご飯も食べきれないぐらい作って持ってきてくれて、当日の夜ご飯は助かりました。

夕方、息子と病院に行く

夕方、学校から帰った息子を病院に連れて行きました。

点滴で投与した点滴が効いているようで、妻の右目もだいぶよくなってました。

息子は妻の元気そうな姿を見て、安心していました。

温かい美味しい食事があれば、前向きになれる

というのが、発症初日の動きでした。

ジェットコースターに乗っているような、慌ただしい1日でした。

自分も息子も若干落ち込みがちでしたが、その夜は両親が作って持ってきてくれたご飯を食べました。温かくて美味しい食事があれば、意外と前向きになれるなーというのが思ったことです。

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