まだカセットテープが残っていて、デジタル化して処分しようと思い、パソコンに取り込み始めました。
しかし、Windowsパソコンの調子が悪く、30分に1回のペースでハードウエアエラーでOSが再起動してしまいます。
そこで、M1 MacbookAirを使用してデジタル化しようと以下のように環境を整えました。
オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスはWindows PCで使用していた以下の「Sound Blaster Digital Music Premium HD r2」を使用します。
Mac用のドライバがないので、標準のUSBドライバを使用してこのオーディオインターフェイスを使用します。ただ、標準のドライバだからなのだと思うのですが、録音レベルの調整はできません。
apps.apple.com音楽編集ソフト
音楽編集ソフトはAudacityを使用します。
Macで使用できる無料の音楽編集ソフトとして定番になっているものです。
仮想オーディオデバイス
呼び方がよくわかりません。
仮想オーディオデバイスというのが正しいのでしょうか?サウンドルーティングというのが正しいのでしょうか?ミキサーというのが正しいのでしょうか?
ここでは仮想オーディオデバイスと呼びます。
やりたいのは、カセットテープの再生している音をモニターしながら、MacbookAirでデジタル化するということです。
オーディオインターフェイスからMacbookAirに入力された音声を音楽編集ソフトで録音できるのですが、モニターすることができないのです。
オーディオインタフェースから入力した音をAudacityに入力するだけでなく、さらにスピーカーに出力するために音を分岐するようなイメージだと思います。
私はAppStoreで入手できるLadioCastを使用しました。
apps.apple.com以下のように入力と出力を設定すれば完了です。
このアプリは複数音声を入力して、配信ソフトとモニターで出力するなどに使うみたいなのが、主な使い方だと思います。
これで約300分のカセットテープをデジタル化
この構成でカセットテープをデジタル化しました。
ノーマライズはしないで、mp3出力しています。というのも、録音レベルを結構高めにしてしまったので、あまりいじらない方が良いだろうと思いまして。
わかりにくいかもしれませんが、録音レベルのピークはほぼ0dbです。振り切っているのもあるかもしれませんが、それは愛嬌かなって思ってます。
mp3は以下の設定でエンコードしています。
- 44.1kHz(16bit)
- 320kbps