東京生まれHOUSE MUSIC育ち

悪そうな奴はだいたい友達なの?

アナログレコードをデジタル化するに至った背景


スポンサードリンク

f:id:padobure:20211019210230j:plain

アナログレコードをデジタル化するに至った背景を記録しておきます。

アナログレコードの保管場所がない

ほとんどのレコードを実家に置かせてもらっていました。実家の私の部屋だったスペースは、父の仕事部屋に変更したいということで、レコードを自宅に運んでくることとなりました。私も結婚して家を出ているので、これ以上レコードを置かせて欲しいとは言えるはずもありません。

アナログレコードは保管場所が必要です。私が所有している12インチレコードは12インチというだけあって、縦30cm・横30cmの大きさです。狭い部屋だと、置く場所を確保するのが困難なのです。特に昨年から在宅テレワークになり、仕事で利用している部屋にレコードが煩雑に置かれていることで、集中力がキープしにくいというのもありました。

また、アナログレコードはその特性上、平積みするとレコードが反ってしまいます。なので、縦置きにするしかないのです。縦置きするにしても、縦置きしたレコードの上に重ねて置くには、以下のようなそれなりのレコードボックスが必要です。このような収納グッズを購入するのもコストがかかります。

また、今なら月額料金を支払うと遠隔地で保管してくれるサービスもあります。このようなサービスを使用することも考えましたが、月額でコストがかかるのが嫌でした。

pocket.sumally.com

アナログレコードで聴く機会がほとんどない

では、レコードプレイヤーでアナログレコードを聴くのかというと、そういう機会はほとんどありません。

まず、音楽の聴き方が変わりました。スマホを使用してSpotifyから音楽を聴くというスタイルが定着したのです。Spotifyは2016年から使用しています。5年前からストリーミングサービスを使用することが自分の習慣として定着しています。

また、音楽だけでなくラジオをよく聴くようになったのも大きいです。RHYMESTER宇多丸さんのラジオを筆頭に、Sessionやオールナイトニッポンなどをスマホで聴くことが定着しました。

さらに、音楽の嗜好が変化したのもあります。これは宇多丸さんの影響が大きいと思いますが、ハウスからヒップホップが面白いと思ってきたのもあると思います。

思い入れがあって単純にアナログレコードを処分できないからデジタル化

とはいうものの、何もせずにアナログレコードを処分するというのはできませんでした。

大学時代は社会人の今と異なり、お金を自由に使うことはできませんでした。それでも、バイト代のほとんどはレコードに費やしてきました。お金のない時代から、少しずつ購入したレコードには思い入れが強いです。また、この曲は当時付き合っていた彼女(今の妻)が好きな曲だったとか、この曲はあのクラブでプレイしてたなというような「思い出フィルター」が強いのです。

だったら、デジタル化して、いつでも聴ける状態にしようと考えたのです。そうすれば、アナログレコードは処分できるだろと思ったのです。