2018年のゴールデンウィーク期間に録画サーバを構築して、早くも4年が経過しようとしています。
何度か録画サーバの更改を試みて、尻すぼみになってきました。OSだけでも新しいものにしようとしていました。しかし、動作確認をちゃんとできなくて、そのままになってます。
けど、いくつかの課題や問題もあるし、そろそろこれらを解決していくようにしようと思いました。
現行の録画サーバの課題や問題
チューナーがケースに収まらない
チューナーカードがケースに収まってないです。ケースの外にはみ出しているんです。
2018年の構築当初はケースの中に収容していました。しかし、エンコード用にビデオカードを購入したら、チューナーカードを入れることができなくなってしまったのです。
ケースの外にあるということで、ちょっと触るとOSが止まったりするので、ケースの周りを掃除したくてもできないんです。
OSがCentOS7.4
CentOSは8.3を最後に開発が停止されました。
CentOS7は2024年6月までサポートが続きますが、どこかでOSを更新していく必要があります。
ルートに割り当てているディスクサイズが小さい
ルートディレクトリに割り当てているディスクの割り当てサイズが小さいです。初期構築であまり気にせずOSをインストールして、その名残となっています。
割り当てを変更すればいいじゃんと思うのですが、割り当てを変更するにはデータを消したりして割り当て領域を作tたりする必要があり、リスクが怖くてできないんです。(録画したいのに、できないという状況が長く続きそう)
録画サーバといいながら、自分の検証環境としても使用しています。Dockerイメージやボリュームがルートに展開されることもあり、すぐに使用率が上がってしまうのです。
地上波デジタルは2chまで
チューナーの制約で同時録画は2chまでです。
構築当初はここまで使い倒すつもりではなかったので、2chの制約があっても気にならないだろうと考えていました。リビングにあるT Vでも録画はできますので。
しかし、息子が勉強している中、リビングで録画を観るものが申し訳ない気持ちになります。また、通勤がなくなったことで、電車に乗りながら録画鑑賞するというのも無くなりました。
解決するために:ハードウエアを一新する
上記のような課題や問題を解決するために、ハードウエアを一新することを考えました。以下の対応を考えています。
チューナーがケースに収まらない→ビデオカードの縦置きケース
大きいケースに変更すればチューナーを入れることはできますが、大きいケースは邪魔になります。
そこで、ビデオカードを縦置きできるケースに変更することを考えました。
OSがCentOS7.4→RHEL8.4
OSはRHEL8.4を使用しようと考えています。
以前、8.3をインストールしてある程度動かしましたが、録画が気になってちゃんとテストできませんでした。別のハードウエアにすればテストは十分にできると考えています。
ルートに割り当てているディスクサイズが小さい→ルートに500GB
新しいディスクにOSを新規インストールすることで対応します。
地上波デジタルは2chまで→新しいチューナーカード
チューナーカードを変更します。
構成と予算
構成と予算を立ててみました。ざっと85000円です。
項目 | 品物 | 価格 |
---|---|---|
CPU | Pentium Gold G7400 BOX | 9380 |
MB | ASROK H610M-ITX/ac | 16300 |
Memory | Crucial Ballistix BL2K8G32C16U4B [DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組] | 7000 |
SSD | Crucial MX500 CT1000MX500SSD1/JP | 12000 |
CASE | MasterBox NR200P | 10400 |
POWER | SilverStone SST-ST45SF-G(450W BRONZE) | 10000 |
Tuner | PX-MLT5PE | 19800 |
total | 84880 |
ケースにNR200PというITXケースの採用を考えました。ビデオカードを縦置きできるので、チューナーカードと干渉しないで組み立てることを期待しています。
また、Intelから12世代のCPUが出ているので、現行の録画サーバの8世代から変更します。ケースとCPUに合ったマザーボードとメモリを選択しています。
チューナーは5ch同時録画可能なものを選択しました。
ビデオカードは今のケースから付け替えることを考えています。