東京生まれHOUSE MUSIC育ち

悪そうな奴はだいたい友達なの?

THE REMIXES PART:I、THE REMIXES PART:II / Jazztronik


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先月、3/29に発売されたばかりのremix集をやっと聴くことができました。
Jazztronikは好きで、いまだに携帯mp3プレイヤーのmuvo2には昨年リリースされた「CANNIBAL ROCK」や「en:Code」を常駐させてるぐらいですから。早く聴きたいなと思ってたのですが、やっと手に入れることができました。

THE REMIXES PART:ITHE REMIXES PART:II

(左の赤いのがPART:I、右の緑のがPART:IIです)

聴いた感想は、、、。
良いですよ。今年になって、やっと出会えた良質のアルバムです。
お勧めします。クラブミュージックが好きなら、間違いなく気に入っていただけるんじゃあないでしょうか。

「こんな解釈あるのね。」なんてある種の感動を誘うremixが目白押しです。

ボクのお勧めはPART:IIに収められている「CANNIBAL ROCK」です。
オリジナルのグルーヴ感溢れるミドルテンポのどちらかというとボッサ風な曲調だったのですが、ここに収められたいるremixはアップテンポのジャズです。いや~、この解釈は素晴らしい。オリジナルの良さを十分に引き出してますよ。この生演奏を聴いた日にゃあ、迷わず昇天です。

このブログを参照される方はハウス好きな方やハウスダンサーが多いと思うので、ハウス的にぜひとも聴いていだきたい曲は以下の3曲です。
PART:Ⅰの「SAMURAI」、「CITY OF RIVERS “Riding The B Train”」、PART:Ⅱの「MADRUGADA」。

「SAMURAI」は福富幸宏がremixを担当してます。SAMURAIはハウス好き、ダンサーの大好物な曲ですよね?。オリジナルは変則的な独特なリズムトラックが特徴だったのですが、それを排してパーカッシブ風なハウスに仕立てています。オリジナルのSAMURAIが強烈だっただけに、評価は分かれそうですが、ボクはこのmixも好きです。

「CITY OF RIVERS “Riding The B Train”」はFranck Rogerが担当してます。ちょっと前にボクが作ったmixにも彼の手がけた曲を3曲目と4曲目に2曲入れてます。(参考:2006/04/08 mix 公開「SAKURA Driving Mix」)ボクのmixに入っている曲と比較しながら、このCITY OF RIVERSを聴くのも楽しいと思います。(←って、自分のmixの宣伝かよっ)

「MADRUGADA」はLouie Vegaが担当。この曲はアナログが先行してリリースされていたので、ボクはアナログを購入していました。アナログにはもう少しパーッカッシブな曲もあったのですが、このアルバムではrepriseが収められてます。ダンサー向けというわけではないと思いますが、ルイベガの一連のパーカス系トラックを楽しめます。

それ以外にも、ハウス風の曲としてはSEARCHING FOR LOVEやTIGER EYESもありますので、ハウスが好きな方はこのアルバムを通して楽しめると思います。

ただ難点かなと思うこともありまして。。。オリジナルを聴いたことが無い方は、このアルバムの良さを理解するのが難しいかなと思います。というのも、remixを集めたアルバムなので、「オリジナルから、こんなに変わったんだ!」という感動があまりないと思うんです。そんな感じなので、まずはオリジナルから聴くことを強くお勧めします。

このアルバムはHMVで試聴できたので、まずは試聴からどうぞ。
試聴なんて面倒くさいよっていう方は、上のアルバムジャケットにアフェリエイトリンク貼ってありますので、よろしければ、クリックしてamazonから購入してくださいまし。


Track Listは以下の通りです。


the REMIXES PART : I
01. PRELUDE
  (grooveman Spot a.k.a. DJ KOU-G absolutely
   finest remix)
02. DENTRO MI ALMA
  (Yoruba Soul remix)
03. VERDADES
  (Recloose's Ironic Funk remix)
04. SEARCHING FOR LOVE
  (Rasmus Faber remix)
05. SAMURAI
  (Yukihiro Fukutomi remix)
06. WORKING DAYS
  (DJ Spinna remix)
07. CITY OF RIVERS “Riding The B Train”
  (Franck Roger remix)
08. GET IT RIGHT
  (Isoul 8 remix)
09. EN:CODE
  (AS ONE remix)
10. PATHWAYS “Jazztronik Theme”
  (Sleep Walker remix)




the REMIXES PART : II
01. PATHWAYS “Jazztronik Theme”
  (2bo4 bi-polar re-edit by 2 Banks of 4)
02. PHOENIX
  (Terry’s Voice Remix by Yoshihiro Hanno)
03. TIGER EYES
  (NEEDS remix)
04. BEEPING
  (Domu remix)
05. DENTRO DE MIM
  (Phil Asher's restless soul remix)
06. DENTRO MI ALMA
  (Reel People remix album edit)
07. CANNIBAL ROCK
  (Soil & "Pimp" Sessions rework)
08. MADRUGADA
  (Reprise remixed by Louie Vega)
09. RIO,SOL E MAR
  (2000black remix)
10. LISTEN TO YOUR LOVE
  (DJ Mitsu the Beats remix)



以下はレコード会社の宣伝を引用したものです。

遂に登場、究極のセレクション!
Jazztronikの楽曲を世界のクラブカルチャーにおける最重要人物がリミックスしたアルバムが2枚同時に発売。
リミックス陣は、福富幸宏、Frank Roger、Sleep Walker、NEEDS、SOIL&"PIMP"SESSIONS、DJ MITSU THE BEATS etc・・・ジャズトロニックの人物相関図というものが存在するならば、直接的にせよ間接的にせよ、そこに登場してくるスペシャルクリエイターばかり。