パソコンでDJができるというソフト「Traktor 3.0 DJ Studio」をインストールして、使ってみました。 http://www.traktor-dj.jp/
前のバージョンTraktor 2.5をamazonで購入したはいいのですが、購入しただけで満足してしまい、結局使わないまま友人に売ってしまった過去を持っています。あーもったいない。
しかし、一念発起。最新バージョンの3.0を手に入れてみました。上記のサイトから「NI 10周年記念サマースペシャルキャンペーン」というので、15,800円で購入できます。キャンペーン期間は9/10までなので、興味がある方はお急ぎを。
30分ぐらい使ってみての感想です。
全体としては、慣れていないのでmixしにくい、というのが感想。この不慣れなことが影響して、このソフトの利点よりも、アナログと比較しての不満の方が多いですワ。
個別に思ったことを。
ヘッドフォンで全てを聴くのがつらい
スピーカーからのOUTを聴きながら、ヘッドフォンでモニタする、というのがアナログでやっている慣れているmix方法です。
しかし、OUTが1つしかない一般的なサウンドカードを場合はヘッドフォンで全てをこなさなければなりません。 これがツライです。
待てよ。マニアなボクは、PCにサウンドカードを2枚挿しています。1枚をスピーカー、残りの1枚をヘッドフォンに割り当てればいいんじゃない?と思ったのですが、これはできませんでした。
このソフトではレイテンシーの関係で使えるサウンドカードは1枚に限定されているようです。 なので、マルチチャンネルサウンドカードが無いと、スピーカーをOUT、ヘッドフォンでモニタというのは厳しそう、、、。
ピッチ合わせは楽だけど、微調整が・・・
ピッチを合わせるのがとても楽です。適切なキュー・ポイントを設定しておけばボタンひとつで、ピッチを合わせる事ができます。
とはいっても、ロングミックスに挑戦しようとすると、微妙にズレてきます。この微妙なズレの修正が難しいです。アナログだと微妙にズレても、聴いている人にわからないようにレコードを触ってピッチを合わせたり、ピッチコントローラーをいじってピッチを合わせたりテクニックを使うのですが、そういうテクニックは使えないっぽいです。
多分、ちゃんとやり方があると思うので挑戦してみよっと。
横フェーダーがやりやすい
アナログだと、横フェーダーは真ん中に置いたまま、縦フェーダーでmixするというのがボクのやり方です。しかし、このソフトの場合は横フェーダーでmixした方がやりやすいですね。しかし、音量のバランスが難しいっす。
もう少しフェーダーが長いと良いのですが。解消できるテクニックがありそうな気もします。
メモリの消費量が大きい
メモリの消費量が大きいです。起動するだけで約130MBのメモリがアサインされます。使い始めると210MBぐらいまで使います。
今のPCのスペックでは他のソフトを平行して使うのはやめたほうが良さそう。
あらかじめの曲登録
使う曲の登録はあらかじめやっておく必要があります。 mixしている最中に新たな曲を登録しようとすると、その曲の波形を構築するのにCPUがフル稼動します。
CPUがフル稼動していると、プレイしている曲の再生が追いつかなくなってプツプツと音が切れてしまいました。
とりあえず、mixを作ってみたのですが、、、。もう少し慣れが必要そうです。