「Aspire OneにTraktorをインストールして現場で使ってみる試み」の続きです。
結論
最初に、結論。
「現場でネットブックにインストールしたTraktorは使い物になるか?」という課題ですが、「問題無く使える」というのがボクの感想です。
エフェクトも問題無く使えました。
DJブース
当時のDJブースはこんな感じです。
奥に見えるのがネットブックで、Traktorの画面がなんとなく見えると思います。
その左下にあるのが、VCI-100と、VAI-40です。
端に追いやられていますが、これは相方がレコードでプレイするために場所を移動したためです。
vci-100は奥に見えるターンテーブルの上に置いて使用していました。
使用したフォーマット
DJは2人でやりまして、相方がレコード、ボクがパソコンというスタイルでした。
途中、Back2Backでプレイしましたが、少し気をつかえばいいぐらい。困ることはありませんでした。
ボクがプレイした曲
当日は女性比率が高く、ハウスが好きという方は少なかったので、メロディーラインが強い曲をプレイしました。
プレイしたのは、以下のような感じです。
・Bittersweet Love Affair Pt 2 (Louie Vega Mixes) / Jay 'Sinister' Sealee & Louie Vega starring Julie McKnight
・Beautiful sunrise / A.K.
・もう一度だけ・・・ / MISIA
・Love Calls / KEM
・Deep inside / Mr.Vがリリースしたもの
上記はハウスですが、ハウス以外だとNE-YOのBecause of youとか、お約束のマライアキャリーのAll I want for christmas is youとか。
クリスマスものをメインに、Jackson5のママがサンタにキスをしたもかけたりしていました。
その他の感想(良かったこと)
やってみて思ったことを。
持ち運べる曲の多さ
やっぱり、便利。
ハウス以外の曲もたくさん持って行ったのです。R&Bやクリスマス関連の曲、最近のヒット曲や、故マイケルを偲んで彼の曲とか。
10時間はプレイできるようにしていました。
「こんな曲ない?」みたいなリクエストもいただいて、それにすぐに対応できたりしたので、そういう意味でも良かったです。
検索もできるので、xmasで検索してそれらをプレイするというのも用意でした。
ピッチ合わせ、ループの作成が楽
来てくれたお客さんとおしゃべりしながら、お酒を飲みながら、エフェクトをかけながらと色々やっていたので選曲はほんとうに曲が終わる寸前でしたが、それでもピッチがすぐに合うのでとても楽でした。
また。その場のノリでループを作ったりしたのですが、そこでも視覚的にループポイントが見えるし、パソコンならではだと思いました。
その他の感想(イマイチだったこと)
重い
唯一イマイチだと思ったこと。
それは、重量。持ち運びはとても不便です。
持って行ったのは、VCI-100、VAI-40、ノートPC、PCの電源ケーブル、USBケーブル、マウスです。
特にVCI-100、VAI-40、ノートPCで10キロぐらいにはなるんじゃないでしょうか。電車の移動だったので、とてもツラかった。。。
車なら問題はないですけど。
その他の感想(次回へのフィードバックとこれからネットブックを使おうと思っている人用)
マウスは必須
マウスは必須だなーと思いました。小さい画面に小さいタッチパッドだと曲の選曲がしにくいです。
ボクはBluetoothのマウスを持って行きましたが、持って行かなかったらと思うとゾっとします。
プレイリストは作っておいた方がいい
曲がたくさんあると、選ぶのが大変です。
もちろん、検索することはできるのですが、暗闇でキーボードを打つのはちょっと難儀しました。
マウスだけで操作できるように、プレイリストを作っておいた方が良いと思います。
ボクは当日、以下の3つのプレイリストを作っていきました。
「Favorite」 ・・・ ハウスで好きな曲
「xmas」・・・クリスマス関連の曲
もう少し細かく分けても良かったと思いました。