自宅で使用しているSynology社のNASであるDS215jにHDDを追加しました。
この記事は追加で実施したことの記録です。
- どんな構成にするか
- 購入したのはNAS用HDDの4TB
- ディスクのインストール
- ディスク追加直後のディスクマネージャ
- 新規ボリュームを作成する
- 設定後の状態
- ドライブのチェックには時間がかかる
- muninの再起動
どんな構成にするか
HDDを追加して、以下の構成にします。
- 4TBのNASを追加してディスク2として構成する(ディスク1は使用中なので)
- ディスク2は単独volumeとし、RAID等は構成しない(自宅のデータなので、冗長性は費用対効果が合わないと考えるため)
以前はHDD2台でNASを利用していましたが、2019年11月に壊れてしましました。壊れたHDDは外してからは1台構成で利用していました。
購入したのはNAS用HDDの4TB
購入したのは、Western DigitalのNAS用HDDです。4TBを購入しました。
NAS用のHDDだと温度も低く抑えられているので、
Amazonのタイムセールでの購入で12980円でした。タイムセール後は12951円に下がっていて、ちょっとショックでした。。。
写真は購入したHDDです。
ディスクのインストール
DS215jの電源を落とし、ケースを開けます。下段のスペースに購入したHDDを追加します。
3TBのHDDを入れていまので、並べて撮りました。
ディスクの追加はとても簡単です。ただ、入れるだけです。
ディスクを追加したら、電源をONにします。
ディスク追加直後のディスクマネージャ
ディスク追加した直後のディスクマネージャは以下のようになっています。
ボリューム
ボリュームには追加されたディスクが表示されてません。
ストレージプール
ストレージプールにも追加されたディスクが表示されていません。
HDD/SSD
HDD/SSDに追加されたディスクが表示されています。
ドライブ2で「非初期化」というステータスになっています。
新規ボリュームを作成する
以下の手順でボリュームを作成しました。
ボリュームの新規作成
ボリュームから新規作成のボタンを押します。
「カスタマイズ」を選択します。
ストレージプールの選択
新しいストレージプールを選択します。
ストレージプールのタイプを選択
「より良いパフォーマンス」を選択します。
ストレージプールのプロパティを構成
RAIDタイプはBasicを選択します。
ディスクの選択
今回追加したドライブ2を選択します。
警告
新規追加したので、消えても問題ありません。
OKを選択。
ドライブチェック
ドライブの正常性を確認したほうが良いということなので、「はい」を選択。
ボリュームの容量の割当
最大を割り当てます。また、説明として使い始めた日付をメモとして記入しました。
設定の確認
これまでの設定内容を確認します。
設定後の状態
設定後の状態は以下のとおりです。
HDD/SSDの状態
HDD/SSDの状態は正常になりました
ストレージプール
ストレージプール2が追加されています。
ボリューム
ボリューム2が追加されています。
概要
ボリューム1と2が両方とも表示されています。
ドライブのチェックには時間がかかる
ドライブの正常性確認として、ドライブのチェックを実行しました。これには時間がかかります。
90分実行させて、進捗は16%です。このペースだとトータルで9時間ちょっとかかる見込みです。
なお、ドライブチェック中でも追加したHDDは使用できます。ただ、書き込み・読み込み速度は落ちるみたいです。
muninの再起動
muninで追加したHDD温度が表示されなかったので、以下のコマンドでmuninを再起動しました。
service munin-node restart
以下のようにDrive2の青い線が表示されるようになりました。