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悪そうな奴はだいたい友達なの?

ネットカフェの鍵付防音個室って法律的(風営法的)に問題ないのか考えた


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はじめに

ネットカフェをたまに利用しています。

行くのは快活クラブというネカフェです。息子がオンラインゲームをやりたいと言う時に、一緒に行ったりしています。最新のビデオカードGeForce RTX 2080(この記事を書いている時の価格は9万円ぐらい)を搭載しているパソコンが用意されていて、快適にゲームできるのです。

また、保護者同伴で小学生以下は無料というのが金銭的にも助かるのです。

その快活クラブのホームページを参照していたら、「鍵付防音個室」というのが目に入りました。

快活CLUB|話題の『鍵付防音個室』順次全国展開中!!|インフォメーション

よく利用している快活クラブは個室っぽく仕切られているものの、扉は透明なアクリル板となっており、外からは丸見えな状態です。このようにスケスケな状態になったのは、風営法やネットカフェの健全化が目的だったと記憶おり、「鍵付防音個室」ってありなの?と疑問だったので調べてみました。

法律の専門家ではないし、快活クラブをディスる目的もない

私は法律の専門家ではないので、間違っていた場合はご容赦を。

また、快活クラブをディスる目的もないです。

ただ、法律的にどうなんだろうというのを調べたり、考えたことを書いているだけです。

ネットカフェは風営法の対象か?

先に私の結論をいうと、ネットカフェは風営法の対象にならないように工夫している。だから、風営法の対象外であるということです。

風営法の対象になってしまうと、24時間営業できなくなったり、18歳未満の人たちが使えなかったりと、ネットカフェの「売り」の部分が無くなってしまいます。そのため、風営法の対象外にしたいのだと思います。

以下が風営法です。

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律

第1章の第二条に「この法律において「風俗営業」とは、次の各号のいずれかに該当する営業をいう。」とあります。その中の三が以下の記述となっており、ネットカフェに近いです。

三 喫茶店、バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、他から見通すことが困難であり、かつ、その広さが五平方メートル以下である客席を設けて営むもの

上記の文に記述されているのが、以下の3つの要件です。以下の3つを全て満たすと風営法に準じた営業をする必要があります。逆を言うと、以下の要件のどれかが適用されなければ風営法に準じた営業をしなくて良いのです。

  • 客に飲食をさせる営業
  • 他から見通すことが困難
  • 広さが5平方メートル以下の客席

この3つの要件を1つずつ見ていきます。

客に飲食をさせる営業

ドリンクバーを用意してフリードリンクとしていますので、これは該当すると考えます。

快活クラブだと、部屋のパソコンから料理を注文できたりもしますし。

他から見通すことが困難

「他から見通すことが困難」にしてしまうと、風営法の対象になってしまいます。

そのために、私が行く快活クラブでは小部屋の上下を空けて、扉を透明なアクリルにしているのだと思います。

広さが5平方メートル以下の客席

これも該当していると考えます。

5平方メートルは畳でいうと2.7畳で、3畳いかないぐらいの広さです。快活クラブの個室だと、2人で入れるスペースでも2畳ぐらいでしょうか。

上記の要件のうち、「他から見通すことが困難」には該当しないので、「ネットカフェは風営法の対象じゃないよ」と営業していると考えます。

で、鍵付防音個室はどうなのか?

鍵付防音個室は「他から見通すことが困難」が該当することになります。「鍵付防音」というからには、密閉した空間なので「他から見通すことが困難」です。他から見通すことが困難であることは以下のページに掲載されている写真を参照するとよくわかります。

快活CLUB|話題の『鍵付防音個室』順次全国展開中!!|インフォメーション

ただ、上記ページの注意事項を読むと、以下のことが書いてあります。

当店提供の飲食物は個室内でお召し上がりいただけません。 個室外にある、お食事スペースをご利用くださいませ。 (ただし、VIPルーム内では、当店提供の飲食物をお召し上がりいただけます。)

この注意書きにあるように、個室内で食事を禁止することで「客に飲食をさせる営業」が外れて、風営法の対象外になるのだと考えます。

また、「ただし、・・・」と続く文にには、VIPルームは飲食をOKとしています。これは推測ですが、5平方メートル以上の広い個室を用意することで、風営法の対象外になることを狙っているんじゃないかと思います。

東京だと秋葉原に鍵付防音個室があるので、実際に5平方メートル以上あるのか実物を見てみたいです。

グレーな気もする

うまく風営法を回避しているから対象外と書きました。とは言うものの、どことなくグレーな気もするのです。

というのも、同一店舗内でかたや「他から見通すことが困難」で、かたや「他から見通すこと」ができるのは、その店舗としてみるとどっちなのか判断しにくいと考えるためです。

こういう安価に個室が使えるサービスはなんらかの事件を呼び起こすと、容易に予想されます。事件が発生すれば一気に規制の動きが高まるんじゃないかと予想します。

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