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Synology NAS DS215jのvolumeにdiskを追加して、SHRで冗長化する


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Synology NAS DS215jのvolumeにdiskを追加して、SHR冗長化する手順を残したので、以下に記述します。

事前準備 新ディスクを入れる

DS215jはホットスワップに対応していないので、電源を落として新しいハードディスクを追加します。 追加したら、電源を入れます。

SHRを構成する

以下はSHRを構成する方法です。

ストレージマネージャ起動

ストレージマネージャを起動した状態。 HDD/SDDを選択しています。

ディスク1: 既存のディスクで、ディスク2が新しく入れたディスクです。 この画面ではわかりませんが、volumeはDS215jの初期値であるSHRで構成されています。

ディスク2: ディスクが追加されたばかりなので、「非初期化」となっています。

f:id:padobure:20160922001636j:plain:w300

volumeに追加する

左のメニューからボリュームを選択し、右ペインにある「管理」のボタンを押します。 そうすると、以下のようにウィザードが表示されます。 「ハードディスクを追加してボリュームを拡張する」を選択します。

f:id:padobure:20160922002327j:plain:w300

どのディスクを追加するかを求められるので、新しいディスクを選択します。 f:id:padobure:20160922002621j:plain:w300

手順はこれで終わり。 とても簡単です。

データの同期

上記の手順の作業が終わるとともに、データの同期が始まります。

ミラーリングのような構成になるのかな?過去からあったディスク1から新しいディスク2へのデータコピーが始まります。(厳密に言うと、それ以外の情報もコピーしているようでした。)

3TBのディスクにほぼフルでデータを格納していまして、データ同期は約9時間半かかりました。 平均すると、1TBあたりは3時間ちょっとかかるという見込み時間です。

同期している時間はNASにあるデータは使えますが、ファイルへのアクセス速度は遅くなります。 ちょっともっさりする感じですが、ファイルの参照ぐらいならそれほど気にならないと思います。