東京生まれHOUSE MUSIC育ち

悪そうな奴はだいたい友達なの?

12/10(Sun)Masters At Work@Velfarreレポート


スポンサードリンク

行ってきました。Masters At Wrok。簡単なレポです。簡単と言っても、書いていたら無駄に長くなってしまいましたので、お好きな方だけお読みください。

Masters At Work

Velfarreに到着したのは18:15頃。終電があるうちに帰ろうと思って、オープンからの参戦です。

ご存知のとおりVelfarreはメインフロアが地下にあります。しかし、INした時間帯はメインフロアへのエレベータを使用することができませんでした。メインフロアへ降りることができるようになったのは、18:30を過ぎた頃。勢い勇んで行ったのに、これはちょっと残念。

メインフロア。ステージ上にDJブースを設置してありました。フロアから見上げるような形です。

ボクの見た限り、アナログのターンテーブルはありませんでした。全てCDのターンテーブルでした。そのCDターンテーブルは合計7台。後でわかるのですが、ステージに向かって左側3台がケニー・ドープ用、向かって右の4台がルイ・ベガ用でした。

19:00を回った頃からケニー・ドープのプレイが開始。明るい感じのクラシックスで徐々にフロアを暖めていくといった体。時折、JBジェームス・ブラウン)や懐かしのヒップホップを織り交ぜていきます。

この頃は、「ルイ・ベガのために体力温存。」と言わんばかりに、どっしりと構えて座りながらビール飲んでました。「お!いいね~」なんて言いながら、知っている曲がかかったりすると携帯から投稿していたというわけです。

それにしても、ケニー・ドープはでかい。太り過ぎなんじゃないかな?と心配しておりました(^^

ケニー・ドープのプレイの仕方は面白くて、普通に曲をつないでいくというわけではありませんでした。フロアを見ながら、トラックループを活用したり、掛け声のようなものをサンプラー風に使っていきます。こういうのもCDターンテーブルならではのプレイなんでしょうね。

テンポが徐々に早くなって、ハウスな感じの展開に。この時間帯から、フロアは徐々に混みあってきました。ボクもこのあたりにフロアへ出陣。

21:00を過ぎた頃に、ルイ・ベガがステージに姿をあらわします。ルイ・ベガがケニー・ドープと並んで、話したりする姿はやはり感動です。ボクが2人を見たのは10年以上前の、Indiaのライブで、それ以来ですから。その時に思いを馳せたりと、感傷に浸ってました。

そして、ルイ・ベガにチェンジ。ルイベガはハットを被り、彼のトレードマークのついているベストっぽいのをTシャツの上から着ていました。

Masters At Work

ルイ・ベガはトラックものでグイグイと引っ張ります。

ボクが言うのも失礼なんですが、うまいんですよね。プレイが。流れを切らない選曲だったり、アイソ使いだったり、パフォーマンスだったり。もちろん、ミックステクニックは言うに及ばず。ほんと、一見すると「小さいオッサン」なんですけどねー。

ボクのハートを鷲づかみにしたのは、Whistle Song。それまでブレイク無しでどんどん引っ張られて、開放されるんだから鷲づかみにされますよ。しかも、このWhistle Songはオリジナルのとはリズムトラックが違っているんです。タイトなリズムトラックにあの口笛。たまりません。このバージョンのWhistle Songって売っているのかな?とても欲しいです。

記憶が確かならば、Whislte Song→Bar A Thym→Specialの流れ。

Bar A Thymは自分にとって今年を代表する1曲になりそう。Ejoeのレッスンでも使われていたしね。

Masters At Work

このあたりから、ボクは興奮しまくっていたので記憶が定かじゃないんです。

途中からケニー・ドープが入ってきて、2人でプレイ。見た感じの役割分担は、ルイ・ベガがトラックをつないで、ケニー・ドープがサンプリング的にエフェクトや声などを入れていくスタイル。

こうやって、2人が同じステージにたってプレイし合うというのは、ファンのボクにとっては涙ものです。(下の写真は分かりにくいですが、2人でプレイしているものです) 

Masters At Work

「感動した!」(by小泉元首相風に)

ここからは、往年のヒット曲メドレー。しかもただヒット曲をプレイするわけではないんです。おいしいところだけをつないだり、色々な曲をかぶせたりと、そのアイデアにも脱帽です。ほんとに、この2人はすごい。

覚えている範囲で。(記憶が交錯しているかもしれません)

MAW

Love and Happinessのリズムトラックに、indiaの声をループさせて、なおかつLOOTもかぶせる。さらに、Everybody be somebodyの「エビバデー!!ビサンバデー!!」が入ったかと思いきやまたLOOT。息もつかせず、Finally/Kings Of Tomorrowのリズムループとベースループを使いながら、Stay Togetherのバーバラの声。これは鳥肌立ちました。欲を言えば、Everybody be somebodyを聴きたかった(後で聴いたことのないEverybody be somebodyはプレイされてました)。

他には、I can't get no sleep/india(初期リリースのやつだと思います)、Thank you/Be Be Winans 、Always there/incognito

もちろん、Elements of lifeもプレイされました。Elements of lifeはピアノソロがかっこよかった。ピアノソロのリズムの無いバージョンを使っていて、アイソでリズムを入れていく。こういうバージョンの発売してくれればいいのにな。

ゴンザの名曲と言えば、BOMB。あの、「ディー・サン・フォリントゥマ・マァ~~~」です。お約束ながら、原曲のStreet prayer(綴り不安。playerかprayerか)へのスイッチもあり(^^

涙しそうになったのは、It's all right, I feel it/Nuyorican soul。彼の鉄板であり、定番なのは知っています。しかし、ルイ・ベガがケニー・ドープと同じステージに立っていて、ルイ・ベガが体を揺らしながらアイソひねっているのを見ると、学生時代に行ったニューヨークを思い出したわけです。Sound Factory Barというクラブで、初めてこの曲を聴いて、フロアにいる人がその曲を合唱しているのを見た。そんなニューヨークのクラブカルチャーに驚いた当時を思い出して、同じように歌っている自分がここにいて、みたいな。感傷に浸っていた、オヤジなボクでした。

終電があるので、23:30ぐらいにOUT。後ろ髪ひかれまくりでした。会社なんて徹夜明けで行けばいいじゃないかとか、休みにしちゃえばよかったなとか、いや風邪ひいたことにして休んでしまおうとか、色々と葛藤しながらも帰りの電車に乗り込むのでした。

他にもプレイしていたのですが、忘れちゃいました。かなり興奮していたので(^^。欲を言えば、Beautiful Peopleを聴きたかったです。ボクが帰った後にプレイされていたかもしれませんけどね。

2人になってからはヒット曲をメインにプレイしていたので賛否は分かれるかもしれませんが、ボクはこういうのを期待していたし、プレイの仕方もアイデア溢れるものだったので、とても楽しめました。

ほんとに良い夜でした。

 

See Alsl:DJ解説 Little Louie Vega ← ルイ・ベガについて熱く書いてます。