Dockerでのラジオ録音環境を試験的に動かしています。
Dockerでのイメージは以下の記事で作成したAlpineLinuxをベースとしたイメージです。しかし、問題が。。。
問題:時刻がズレている
録音したファイルに録音開始時刻を設定しています。しかし、その時刻がズレているのです。
例えば、12月13日18:00に録音したアトロクはアフター6ジャンクション_2019-12-13-09_00.aac
となっています。録音開始時刻をファイル名に付与していてますが、09:00という時刻になっているのです。
原因:タイムゾーンが設定されていない
原因はAlpineLinuxのパッケージが不足しており、タイムゾーンが設定されてないということでした。
tzdataの追加が必要だったのです。
以下の記事に感謝です。
できたDockerfile
出来上がったDockerファイルはこちらです。マルチステージビルドを利用してスッキリさせたつもりです。
Dockerファイルに記述していたENV TZ Asia/Tokyo
の記述があると、UTCのままだったので、この記述は削除しました。
FROM alpine:3.10.3 as swftools RUN apk --update add \ --no-cache \ libtool automake autoconf nasm vips-dev fftw-dev gcc g++ make libc6-compat \ && wget http://swftools.org/swftools-0.9.2.tar.gz \ && tar -xvf swftools-0.9.2.tar.gz \ && cd swftools-0.9.2 \ && LIBRARY_PATH=/lib:/usr/lib ./configure \ && make \ # Makefile includes rm with -o flag && sed -e 's/-o -L/#-o -L/' -i swfs/Makefile \ && make install \ && rm -rf /var/cache/apk/* \ && rm -rf /swftools-0.9.2 FROM alpine:3.10.3 as tzdata RUN apk --update add \ --no-cache \ tzdata FROM alpine:3.10.3 RUN apk --update add \ --no-cache \ rtmpdump \ libxml2-utils \ ffmpeg \ bash \ perl \ curl \ wget COPY --from=swftools /usr/local/bin/swfextract /usr/local/bin/ COPY --from=tzdata /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime COPY ./rec_radiko.sh /usr/local/bin/ WORKDIR /usr/volume