東京生まれHOUSE MUSIC育ち

悪そうな奴はだいたい友達なの?

僕と君の全てをロックンロールと呼べ / サンボマスター


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僕と君の全てをロックンロールと呼べ

18曲も収められている彼らの渾身の3枚目のアルバムです。

正直、ボクはこのアルバムを理解できていないし、通勤電車内とかに通して聞くと暑苦しいとも思います。

けど、なんていうんでしょうか。良いんですよ。

ロックンロールに対する熱い思いっていうか、何かを伝えたい思いっていうのがヒシヒシと伝わってくるんです。何を伝えたいのかは、残念ながら理解できてませんが。

好きなのは10曲目の「ゲットバックサンボマスター」という曲。
最初からボーカルの語りから入るんです。それがかっこいい。「あ~。あ~。時間ですよ・・・ロックンロールの時間ですよ・・・カモン!カモン!カモン!!」って。
ものすごくライブ感溢れる曲です。一発録りの感じがするんですけど、どうなんでしょう?


サンボマスターのように、自分達のやりたい音楽をやっているバンドって、好感を持ってしまいます。逆に、音楽に対して真剣でない(と自分が感じる)バンドはあまり耳に入ってこないんですよ。

また、自分の趣向も変化してきていて、メッセージ性の強い楽曲を好むようになってきました。以前は、「メッセージなんて、クソ食らえじゃーっ!」って思っていたんですが、最近はそうではなくなってきてます。こんな嗜好も一定の周期で変化していくんでしょうが。

少し話はズレるんですが、たまたまテレビのチャンネルを回したのか、ビデオにたまたま録画していたのかは忘れてしまいましたが、美輪明宏が「愛の賛歌」を歌っていました。「♪あなた~の燃える手で~~、わたし~をだきしめて~♪」っていう有名な歌です。

彼(彼女?)の歌を聴いて正直思ったのは「うわっ!歌、下手だな~」ってことでした。だって、音程はキープできていないし、高音は出てないし、途中で変なビブラート入ってるんですよ。しかし、画面を通して伝わるエネルギーというかメッセージのようなものがとても大きく感じて、感動している自分がいるんです。その時思ったのは、「歌は上手い、下手じゃない。伝えるか、伝えないか」だってことでした。

話が逸れました。サンボマスターのアルバムの話に戻して。

4つ打ち好きな方は敬遠されるかもしれませんが、CDショップで試聴することができたらぜひとも試してください。暑苦しいですから(笑)

<トラックリスト>
1.二人ぼっちの世界
2.手紙 ~来たるべき音楽として~
3.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ(アルバムバージョン)
4.君の声は僕の恋僕の名は君の夜
5.絶望と欲望と男の子と女の子
6.世界はそれでも沈んでいくんだぜ
7.戦争と僕
8.愛しさと心の壁
9.心音風景
10.ゲットバックサンボマスター
11.あの娘の水着になってみたいのだ
12.二つの涙
13.離れない二人(アルバムバージョン)
14.ベイビー優しい夜が来て
15.全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ(アルバムバージョン)
16.東京の夜さようなら
17.僕と君の全ては新しき歌で唄え
18.何気なくて偉大な君

以下、amazonの紹介を引用。

日本中に激震が、ロック史に衝撃が走る。
サンボマスター、3枚目のフルアルバムにして大傑作誕生!ドラマ「電車男」主題歌『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』を含む17曲70分の超大作!!ファーストアルバムを彷彿とさせるロックンロールナンバーから、サンボマスターの未来を感じさせるソウル・チューンまで...ロックンロールに命をかけた3人の"生命の放射"がここにあります!!「僕と君」から始まる世界と分かち合うために、サンボマスターは来たるべき新しいロックンロールを鳴らす。そこに生まれる僕と君の全てをロックンロールと呼べ!!!