やっと映画「花束みたいな恋をした」を観ることができました。
アトロクでずーっと話題に上がっていて、どうしても観たかったのです。
妻も観たがっていましたが、宇多丸さんからの教えである「カップルで行くのはおすすめしない」に従い、1人で観に行きました。
コロナ禍で初の映画館
場所はイオンシネマ板橋です。8:50の朝早い回を観てきました。
映画館で観たのは、コロナ禍になって初めてでした。
ちなみに、前回映画館で観たのは2019年7月の「凪待ち」なので約1年8ヶ月ぶりの映画館です。
映画館内の席は1つ空けて座るようになっていました。また、朝早いのが影響していると思いますが、席は2割程度が埋まっている状態でした。
早割というのが効いていて、1300円で観ることができました。といっても、この早割を目当てにしてたんですけどね。ちなみに、大人の通常料金は1900円です。
映画の感想
Youtubeにある以下の予告を見ると、敬遠したくなるような甘酸っぱい恋愛映画に見えます。だけど、これは恋愛映画ではなく、「恋愛のこと」を描いている映画に感じて面白かったです。
よくある恋愛映画は、ドタバタがあったりして、付き合ってハッピーエンドで終わるのが多いと思います。しかし、この映画はそんな終わり方をしません。
もちろん、そういう付き合うまでのトキメキ的なのもちゃんと描かれてます。サブカル的な趣味が同じということがわかって、徐々に惹かれあい、付き合って同棲する。そのあたりの描写にはくすぐったく、ドキドキするようなものを感じます。しかしこの映画の芯の部分は同棲してからの描写にあると思います。2人が別々の道を選ぶまでをきちんと描いているのです。
大学を卒業してフリーターになるものの、色々な出来事があって就職していく2人。生活に変わっていくにつれて、すれ違っていく様が丁寧に描かれています。
私は男ということもあり、どうしても菅田将暉演じる麦に感情移入してしまいます。だけど、自分の年齢になると、有村架純演じる絹のこともよくわかるんですよね。
お金のために嫌なこともしないといけないけど、嫌なことはしたくない。だけど、生活していくためにはお金が必要なんです。麦君は間違ってないよ。だけど、言い方っていうのがあるんだよ。努力して時間を作っていかないと、時間は作れない。本読んだり、ドラマ観たり、映画観たりってできなくなる。
2人が別れるシーンも良いのだけど、別れた後に同棲を解消するまでのシーンを入れているのもリアルに感じました。やっぱり、すぐに出ていくって現実的に難しいですよ。
アトロクで話題になっていたようにサブカル的な要素もあって、楽しめました。
映画のあとは肉
なんかガッツリしたものが食べたくて、デンバープレミアムというお店でステーキとハンバーグのセットを食べました。
ガッツリ肉を食べて、大満足です。映画の半券定時で10%OFFだったのも嬉しいです。
買い物してお茶して帰宅
久しぶりのAEONだったので、買い物して、お茶してから帰りました。