Photo by Petter Lagson on Unsplash
外出先から自宅のサーバに接続したい
3月に入って、オフィスに行くことが増えて気ました。
外出先から録音したラジオの録音ファイルをダウンロードできなくて、困るようになりました。それまではVPSを契約しており、VPSで録音したファイルを外出先からダウンロードするようにしていましたが、昨年末に解約したのです。
3月と4月はオフィスに行く頻度が少し上がりそうなので、通勤中にラジオの録音ファイルをダウンロードして電車の中で聴きたいと考えました。
VPNサービスのtailscaleが良い
VPNで外出先から自宅に接続できるようなサービスはないかと同僚に聞いてみたところ、tailscaleというサービスが便利だと教えてくれました。
tailscaleとはtailscale社が提供しているVPNサービスの名称で、WireGuardというOSSのVPNをベースにして開発されたものです。
2020年には以下の記事にあるように、1200万ドルを資金調達したようです。
googleアカウントを利用して登録
登録にはgoogleアカウントまたはマイクロソフトアカウントのどちらかを選べます。私はgoolgeアカウントを利用して登録しました。
審査のように待たされるような時間はなく、登録は即時で完了しました。
各種OSで利用できるのが便利
私はCentOS、Mac、Winows、iOSと様々なOSを使用しています。
上記のような各種OSでもアプリケーションが用意されており、簡単に接続できました。
以下の画面はtailscaleのAdmin Consoleという画面です。登録した端末とそのIPアドレスが表示されています。(IPアドレスは一応マスクしています)
特に心配だったのは、M1のMacbook Airでも使えるかでした。M1 Macbook Ariでも全く問題なく利用できました。
使い方は簡単で、各種端末を登録した後にVPNのIPアドレス宛に通信するだけです。第1オクテットが100のIPアドレスが用意されているので、そのアドレスにsshするといった感じです。
アプリを起動しておけば特に難しいことは考えなくても、通信できてとても便利です!個人でVPNを使用するなら、このサービスを試しに使ってみると良いと思います。