Traktor X1 Mark3を購入して、いざミックスして遊ぼうと思ったのですが次の曲をモニターできない状況でした。
新しい機器だし、MacでこのようなデジタルなDJセットを組むのは久しぶりなので、セッティングを試行錯誤していました。そして、なんとかモニターしながらミックスできるようになりました。
この記事ではそのセッティングをメモします。
全体概要
こんな接続構成になっています。
設定
MOTU M4の設定
Traktor X1 Mark3を導入する前はスピーカーへの接続をMONITORのRCAに接続していました(RCAの1と2)。というのも、Macに接続すると、デフォルトでMONITORのレベルメーターが振れるので、これに接続するのが良いんだろうなと考えていたためです。
この状況だとTraktor X1 Mark3を接続してもモニターできないのです。DJは次の曲をヘッドホンで聴いてピッチを合わせたりするので、モニターできないと致命的です。
ではどのように変更したかというと、LINE OUTにケーブル接続を変更しました。上の図だとRCAの3と4です。ここにスピーカー向けのケーブルを挿すようにしました。
Macの設定
MONITORから音を出すようになっているので、ケーブルを差し替えるだけだとスピーカーから音は出ません。
なので、以下のように設定します。
「AUTO MIDI 設定」を起動 > スピーカーの構成から以下のようにスピーカーのチャンネルを設定します。
Traktor X1 Mark3の設定
Traktor X1 Mark3のOutput MonitorをOut1と2、Output Masterを3と4に設定します。
これで次の曲をモニターしながらミックスできます。
気になること
MacではSpotifyやradikoなんかも聴いてまして、このLINE OUTから音が出るようになります。今まではMONITORに接続していたので、下の図の矢印をつけた部分のノブで音量を調整していました。
しかし、今回の変更でLINE OUTから出力するようにしました。そうすると、この矢印をつけたノブが効かないのです。
MONITORと書いてあるので、MONITORに有効でLINE OUTには効かないんだろうというのは予想できます。が、LINE OUTのボリュームにも効かせたいです。
ソフトウエアがあって、それで設定変更できるのかなと探しましたが無さそうでして。。。ノブを使いたいな。。。